職場に無能でむかつく上司が多すぎる。昭和の考えがキツイ。
こういった悩みに答えます。
- 無能な上司の特徴【8選】
- 無能な上司への対策
- 本記事の信頼性
私は「毎日3時間のサービス残業」「失敗を許さないキレる上司」でストレス爆発。うつになり、体中にじん麻疹が何度もでました。
今回は、そんな私の経験談をもとに無能な上司の特徴と対策を紹介します。
この記事を読めば、無能上司+ブラック職場との付き合い方がわかり、今の辛い現状から脱出できるはず。
特に20代の方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
無能な上司の特徴【8選】
①部下の話を聴かない上司
口癖:俺の時代は〇〇だった。
昔話と自分の話ばかりの上司は、無能な上司です。
この上司は、部下の話をただ聞いているだけで、心では聴いていません。 「聞く」はただ単にきくこと。「聴く」は注意深くきくことを指します。
つまり、無能な上司は、耳で聞いていても、心で聴いていないのです。
なぜ、部下の話を心で聴かないの?
理由は「自分の答え」が正しいと思っているから。
例えば、部下が上司に「仕事が間に合いそうになくて…」と相談に。そのとき、上司は(またこいつはミスしやがって)と決めつけ、「お前はスケジュール管理が甘いんだよ」と激怒。ほんとは別の理由があったのに、話の途中で言われたから、萎縮して反論できなかった。
上司は自分の経験則から、勝手に頭の中で答えを出しているパターンが多いです。
こういうタイプの上司は、部下がやめてからこう言います。「あいつ、メンタル弱かったんだな」って。
心で聴いていない上司は、問題解決方法を間違えて提示し、部下の退職も部下のせいにするのです。
②愚痴を言う上司
口癖:なんで〇〇なんだ!上は何もわかっていない!
独り言で愚痴っているのは、無能上司の特徴です。
ある心理学の研究で、「マイナス感情はまわりに伝染する」ことがわかっています。ようは、その上司の愚痴は、あなたの感情もマイナスにしているのです。
そりゃ、やる気出るわけがありません。
なぜ、愚痴を言うの?
理由は、自分の承認欲求を満たすため。
ようは、自分は正しい。頑張っている。と、まわりに認めてほしいんです。
例えば、部下がミスして、上司が「あいつ何ミスしてんだよ」と愚痴を言う。この上司の心理は「俺はちゃんとやっていた。俺は悪くない。」です。
愚痴を言うと、まわりネガティブが伝染します。
無能上司は、愚痴が悪影響を及ぼすのを知らないのです。
③マウント上司
口癖:お前のために言っているんだぞ!
「常に上から目線」の上司は無能です。
そもそも、いい上司は「お前のために」なんて言葉は使いません。いい上司なら、「〜したら、もっと良くなる!」という、説教ではない、アドバイスを言います。
部下にマウントすると、部下は萎縮して本来の能力を発揮できない。
叱咤激励なんて言葉ありますが、昭和の考え。昭和の考えを持ってる上司は無能です。
なぜ、常に上から目線なの?
理由は、相手を低く評価することで、自分の価値を感じたいから。
「自分のやり方が正しい。お前は俺に従っていればいいんだ」という支配欲。部下を支配することで、自分のやり方を否定されたくないのです。
無能上司は、相手のことを考えないマウンティングが大好き。
④キレる上司
口癖:いい加減にしろ!なんでお前はできないんだ!
無能上司の典型例。
そもそも、キレられて成長する人なんていません。キレる上司は、だいぶやばいです。いい上司なら、キレないし、悪口も言いません。
なぜキレるの?
理由は、キレることが相手を屈服させる一番簡単な方法だから。
マウント上司でもあったように、上司は、自分の価値を感じたいので、部下を支配しようとします。ただ、キレる上司は、感情がコントロールできていません。なので、一番簡単に部下を支配する方法「キレる」を選びます。
キレてるってことは、相手を納得させるだけの理由がないってこと。なので、キレるしかない。
キレる人は、自分の感情をコントロールできない、コミュニケーション能力が極端に低い人だと理解しましょう。
キレ口調に「暴力」が伴っていたら、かなり末期です。暴力は、最もレベルの低いコミュニケーション方法。関わるだけ損をします。
⑤相手の時間を奪う人
口癖:〇〇やっといて!
具体的な特徴は、
- やたら話が長い人
- 悪気なしに、よくお願いごとしてくる人
悪気がないからこそ、余計やっかいです。
いい上司であれば、部下の時間も、お客様の時間も大事にしているので、相手の時間を奪いません。
なぜ、相手の時間を奪うの?
理由は、自分の時間を損したくないから。
冒頭話した通り、「悪気ない」のがやっかいです。その上司は「俺部下の時間を奪っているな。」とは思っていないので。
こんな上司に関わると、一生時間を搾取され続けて、あなたが損するだけ。
たしかに、仕事を覚えるという意味で「これやって」はいいのかも。でも、その仕事をやって、本当に意味があるのは最初だけ。
毎日、毎週、毎月のように、同じような業務を頼まれていたら、気をつけましょう。
上司はあなたのことを何も考えていない可能性があります。
⑥正論だけを言う上司
口癖:それは〇〇だから。それは決まっていることだから。
ルールだからと勝手に決めつけて、論破してくる上司は無能です。
ルールって言葉は最強。どんな意見も「ルールだから」で論破できるから。でも、仕事するのは人間。人間には感情があるので、正論より納得感が大事かと。
いい上司であれば、ルールに縛られず、相手のことを考えながら説明します。
なぜルールを押しつけるの?
理由は、思考が停止しているから。
- それは〇〇だから
- 前任者のマネすればいいよ
- それは社内のルールで決まっていることだから
このタイプは、何に対しても、疑問をもっていません。
思考停止している方が楽だから、ルールに従っているんです。
今は令和。昭和ではありません。
30年前の考え方、ルールが本当に正しいのか、考える必要があります。
⑦やったことがないのに偉そうな上司
口癖:今までやったことがないからだめだ!失敗したらどうするんだ!
失敗を恐れている上司は無能です。
新しいチャレンジなしに組織は発展しません。いい上司は、部下のチャレンジを心から応援してくれるし、責任もとってくれます。
なぜ、やったことないのに否定するの?
理由は、失敗したときの責任を取りたくないから。
そもそもですが、前例がないのに否定できるわけがありません。それなのに、否定してくる。勝手に会社のルールに当てはめて、「失敗する」と勝手な仮説をたてているのです。
このタイプの上司は、自分を過大評価しすぎています。
自分がいうことは何でも正しい、成功する、間違いない、と思っているのです。
たしかに上司は経験豊富なので、正しい答えもあるでしょう。でも、その上司の経験がすべての物事の答えとなるでしょうか。昭和の経験が、令和の答えを出せるでしょうか。全部は無理のはず。
このタイプの上司は、自分を過大評価するあまり、自分の経験が最強だと勘違いしています。だから、チャレンジに否定的なのです。
⑧他責思考の上司
口癖:これは誰が悪いんだ!誰の責任だ!
※他責思考:トラブルを人や環境のせいにする考え方のこと。
問題が起きたら、すぐ犯人探し。
あなたの職場にもいませんか?「誰がやったんだ」と騒いでる人。犯人探しって意味ありますかね?大事なのは「ミスしたこと」より「今後ミスしないように対策すること」じゃないですか?
いい上司であれば、問題が起きた原因を踏まえ、今後どうするかを主体に考えます。
なぜ、トラブルを人や環境のせいにするの?
理由は、犯人にすべての責任を押しつけたいから。
他責思考の上司が多いと、トラブルが起きたとき「自分は関係ない!」というアリバイ探しをする人が続出。このせいで、トラブルの原因が、個人の責任になってしまい、組織が崩壊します。
組織の崩壊で、目標を見失い、無駄な行動が多くなり、会社は成長していきません。
犯人探しは、会社の存続に関わってきます。
無能な上司への対策
結論。逃げましょう!つまり、部署異動か転職です!
なぜなら、あなたは上司の性格を変えることができないから。
例えば、勇気を出して、その上司に注意したとする。「あなたの教育は間違っている!これじゃ若手がダメになります!」これで上司が「俺が悪かった。心をいれかえるよ。」なんて言うでしょうか。言わないですよね。
上司が変わるかは、上司自身の問題。
つまり、あなたに上司を変える力はないのです。
これを「課題の分離」と言います。
※「課題の分離」はこちら【要約】『嫌われる勇気』から学んだ8つのことでくわしく解説してます。
だから、選択してください。
- 変わらない上司を変えようとするのか
- 会社をやめて転職するのか
つらいなら転職もあり
つらいなら転職もあり。
前述したとおり、上司の性格は変わりません。
であれば、勇気をもって転職するのも1つの手かなと思います。
私は、最初辞めたいと思ったのが社会人2年目。「きっと仕事の楽しさはこれから見つかる」と自分を騙していました。そこから何も変わらず2年。しびれを切らした私は、転職を決意。今、給料も上がりストレスフリーな毎日を過ごしています。
行動しないと、何も変わりません。
今悩んでる気持ちを、勇気に変えて、転職も考えてみてほしいです。
今回は以上。
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