生きるために働くのはおかしい?【結論:それ普通です】

悩んでいる人

手取り14万円。毎日毎日頑張って働いてやりがいもない。生きるために働くのってつらすぎない?

こういった悩みに少しだけ寄り添います。

この記事を書いてる私は、上司からの暴言暴行をうけ「うつ病」になった30歳男。今は転職してますが、転職前は毎日泣きながらゾンビのように働いていました。

そんな私も「生きるために仕方なく働いてるけど毎日つらすぎる。こんな生き方はどうなの?」と自問自答してました。

そんな私が今回「生きるために働くのっておかしいのか」についてお話します。

この記事を読めば、少しだけ心が明るくなるはずです。

目次

生きるために働くのはおかしい?【結論:それ普通です】

タイトルにあるとおり、私自身は「生きるために働くは当然」だと感じてます。

だって、人間が生きていくために「お金」は絶対必要だから。

人間食べないと生きていけないし、寝ないと生きていけない。食べるためには食料がいるし、快適に寝るためには安全な寝床がいる。食料を調達するにも、安全な寝床を確保するにも「お金」は必要不可欠です。

「自給自足すれば生活にお金なんて必要ない!」なんて意見もあります。たしかにそうですが、誰だって”快適な”生活を求めるもの。自給自足が万人に快適かと言われればそうではないですよね。

やはり、普通の人が快適に過ごそうとするには「お金」は必須。

「生きるために働く」は全然おかしいことではなく、仕方のないことだと思います。

おかしいのは会社がブラックだから

では、なぜ「生きるために働く=おかしい」なんて考えが出てくるのか。

理由はおそらく、あなたの会社がブラックだからだと思います。

  • 給料が低い
  • 頑張っても評価されない
  • サービス残業もさせられる
  • 上司のパワハラ、モラハラがひどい

こんな会社なら、誰だって「自分は何のために働いているのだろう?生活のために働くという意味がわからない…。生きるために働くってつらくね?」となるのが当然です。

前述したとおり、人間の生活に「お金」は必須。その「お金」を稼ぐため頑張って働く。その自分がやっている仕事量に対して十分な報酬が得られないと、不幸な気持ちになります。

おそらく、あなたの会社はブラックor職場の人間関係がクソ。

だから、「生きるために働くのってむなしい」とネガティブな感情が出てきているのです。

ブラック企業なんか今すぐ辞めろ

もしあなたがブラック企業にいるのであれば、今すぐ辞めることをおすすめします。

ブラック企業に居続けると、精神的に大きくダメージを受け、長く居れば居るほど不幸になります。

もっこ

私自身、ブラック企業にいて、上司に「辞めてしまえ!」と暴言暴力をふられる毎日。つらくて泣きながら帰っていました。そんなある日、朝起きたら全身にじん麻疹が。高熱も出て「もう働くの無理かも」と絶望した記憶があります。。。

こんな感じで、心の病気から、体の病気につながることだってあるんです。

もし今「働くのがつらい。でも生活するために働かないと」なんて思い詰めていたら、心からの危険信号。

退職を検討して、正当に評価され報酬が得られる仕事を探してください。

私が「嘘ついて円満退職を成功させた」体験談をもとに書いた退職マニュアルがありますので、もしであればご参考になさってください。

退職代行サービスもアリ

職場に言い出しにくい場合は、「退職代行サービス」なんていうのもありますね。

退職代行サービスとは、その名の通り、依頼者の代わりに退職手続きをやってくれるサービスのこと。やりとりは全て、退職代行業者と会社。

この種の代行サービスは、「退職したいけど、怖くてできない」という人をサポートするもの。

もっこ

お金さえ払えば「上司に1度も会わず即日退職」が可能です。

「生きるため働くなんておかしい!」と思ったときは

「生きるために働くなんておかしい!」と思ったときは、以下の行動を始めてみましょう。

①会社分析

まずは、会社分析をしてみましょう。

給料。労働環境。人間関係。全て満点の会社じゃないとダメなんて言いませんが、この3点全てに不満がある会社なら居続ける必要ありません。

だって、給料も労働環境も人間関係も、そんな簡単に変わらないから。いればいるほど不幸になる可能性が高いです。

以下の記事を参考に、「今いる会社はどうなのか」について判断してみてください。多く当てはまれば、転職を検討したほうがいいかもしれません。

②自己分析

続いては、自己分析。具体的にいえば、あなた自身の「軸」を探してみましょう。

今後働くうえで「プライベート潰してでもとにかくお金を稼ぎたい」なのか「お金はそこそこで、プライベートの時間が大事」なのか。どちらを人生の軸にするのかで、人生大きく変わってきます。

もっこ

私自身は「お金よりプライベート」が大事だったので、転職先は「残業ほぼ0の会社」にしました。たしかに給料は低いですが、家族との時間が過ごせてわりと満足してます。

「お金」「時間」など、自分が大切している要素が満たされていないと仕事しててイライラするし、会社のマイナス面しか見れなくなります。

今後のキャリアを考えるため、「将来どうなりたいか」を想像しながら自己分析しましょう。

③転職サイトに登録

自己分析が終わったら、その分析結果をもとに、次は転職サイトに登録して、募集している企業をチェックしましょう

転職サイトに登録すれば、自分のスキルや興味に合った仕事を検索することができます。

時間をかけて仕事内容に目を通し、自分に合った仕事であることを確認しましょう。

退職準備も大事

転職の準備をする転職活動が始まったら、退職のための準備をしていく必要があります。

退職の手順、特に職場の就業規則には必ず目を通すようにしましょう。

就業規則は会社ごと違うので、「引継ぎは必要か」や「退職は何か月前に申告するのか」意外と細かい設定が書いてあったり。読まずに退職して損害賠償請求されたなんていうと、転職どころではありません。

上司や先輩にはまだ相談できない内容なので、各自でチェックしましょう。

私の退職体験談を記事にまとめてありますので、もしよろしければご覧ください。

働かずに生きる方法だってある

ここまで、「働いていてつらいなら転職だ!」なんてお話してきましたが、そんなリスクある行動をしなくて「働かず生きる方法」だってあります。

以下の記事でひろゆきさんがおっしゃっているように「一生誰かに奢ってもらえばいい」みたいな発想だってあります。

それに、日本には「生活保護制度」という厚生労働省の制度があり、条件によっては毎月10万円ほどが支給されます。

もちろん申請できる条件は限られてるし、申請も意外に面倒らしい。でも逆に言えば、条件と申請を乗り越えれば「働かずお金がもらえる」のです。

贅沢な暮らしはできないかもですが、「職場の人間関係につかれた」なんて方には非常に良い制度なのかもしれません。

働きたくないなら働かないのもあり

上記のように、生活保護をもらって働かなくても生きていくことは可能。

日本国憲法第25条にあるように、

第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

日本国憲法│e-Gov法令検索

この憲法にもとづいて「生活保護制度」があります。日本国民誰にでも困窮せず生きる権利があり、働かなくても最低限度の生活は確保されているのです。

日本の同調圧力に負けない

日本には「働かないと生きていけない」なんていう決まりきった考えが多い気がします。

これは、「多数派の意見が問答無用で正しい」という、同調圧力のせいです。

上記の生活保護制度のように、「仕事に縛られたくない」と思ったら、働かなくてもそこそこの生活ができます。

カズレーザーさんも「自分の代わりなんていくらでもいる。無理して嫌なことすることない。ラクを基準に考えていい。」とお話されています。

「周囲と考えが違っているからダメ」みたいな、同調圧力に負けないことも重要なのかもしれません。

働く上で大事なのは「やりがい」

仕事にやりがいを感じていれば、多少収入が低くても、仕事を楽しむことができます。

やりがいは、仕事に対する満足感を満たす大きな要素。やりがいを持てれば、楽しみながらかつ生産性高く仕事できるので、より良い成果につながります。

仕事を通して人間的にも成長できるので、自分自身の可能性を広げるきっかけにもなります。

たしかに、やりがいは「なければならないもの」ではありません。やりがいを感じなくても、一生懸命働いている社会人はたくさんいます。

でも、1日約8時間という多くの時間を占める「仕事」。この時間に対して、やりがいを感じることができれば、かなり充実した毎日を過ごせると思います。

おわりに:今の職場を見直そう

人生における時間は有限。

1日のうちで働く時間を増やそうとどんなに努力しても、やはり1日24時間以上働ける人はいません。

「生きるために働くのは普通です」

なので、その働く時間を「どれだけ楽しいものにするか」

今の職場を見直して、仕事を楽しくするための工夫をすることが重要だと思います。

今回は以上。

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