あなたは、偉そうな人との関係維持にイライラしてないですか?
この記事では、偉そうな人の特徴や態度、最適な対処法について解説します。
偉そうな人にどう対処すればよいのか、理解を深めるためにぜひご一読ください。
偉そうな人の末路は地獄
偉そうな人の末路は以下のとおり。
- 周囲から嫌われる
- 徐々に距離を置かれる
- 誰からも助けてもらえない
- 孤立する
それぞれお話します。
周りの人に嫌われる
自分に過剰な自信を持つ人は、周囲から嫌われるようになります。
- 自慢話ばっかり
- 人の意見をきかない
- 常に否定から入る
こんな人物に誰も関わりたいと思いません。
ただ、この「偉そうな人」に面と向かって注意する人はいないので、陰で嫌われ始めます。
徐々に距離を置かれる
横柄な態度に我慢できなくなった人たちは、やがて離れていきます。
あまり関わらないように物理的な距離をとられ、ひどければ完全に無視するようになるかもしれません。
やはり「徐々に」というところがポイント。
翌日から急に無視されるということはありません。少しずつ離れていくから、本人も気づかないんですね。
徐々に嫌われていき、徐々に距離を置かれます。
誰も助けてくれない
偉そうな人に、手を差し伸べてくれることはまずない。
仮に助けたとしても、どうせ手柄を取られるし、自分の成功のように自慢してくること間違いなし。こんな人を助ける人は、まずいません。
一部「恐怖」から無理矢理手伝う人もいるかもしれませんが、長くは続かないでしょう。
最終的には、あなたを助けたり、励ましたりする人がいなくなるのです。
孤立
嫌われ距離をおかれ助けもないと、完全に孤立してしまいます。
誰にも頼れず、誰も自分の考え方を理解してくれなくなります。こうなると、なかなか脱することができないので、状況は変わらないでしょう。
やはり「偉そうな人」は、どのコミュニティでも最終的には孤立します。
その性格ゆえ、勝手に自滅していくので安心してください。
偉そうな人の特徴・態度
偉そうな人の特徴は以下のとおりです。
- 自己中心的でわがまま
- 失敗は他人のせいにする
- 空気が読めない
- プライドが高い
- すぐに人を見下す
- 自慢話が長い
- 自分が常に正しいと思っている
- 大声で威圧してくる
- 上司への仕事できますアピール
- 他人の言うことを聞かない
- 相手によって態度を変える
特徴①自己中心的でわがまま
偉そうな人の特徴は、自己中心的でわがままなことです。
このタイプは、他人の幸福には興味がなく、むしろ自分のことだけに関心があります。どんな状況であっても、他人の感情や考えには無頓着です。
全てのことが自分だけのためにあると考えていて、他人がどうなろうと関係ないと考えているのです。
特徴②失敗は他人のせいにする
偉そうな人は、自分の失敗をいつも誰かのせいにしたがります。
偉そうな人ほど自分が大好きなので、失敗で自分が傷つくことを許しません。だから、失敗に責任を持たず、他人に責任転嫁してやり過ごそうとします。
偉そうな人は、失敗を誰かのせいであると主張し、非を認めようとしません。
特徴③空気を読めない
偉そうな人はたいてい、その場の「空気」が読めない人です。
例えば、会話にかぶせたり、上から目線で話したり、周りの人の感情を全く気にしない発言をしたりします。
空気が読めないことは、非常に迷惑で不快なことであり、彼らと有意義な会話をすることはほとんど不可能です。
特徴④プライドが高い
偉そうな人は、自分の持ってる知識や地位に過度の誇りをもっています。
偉そうでプライドが高い人は、何か反論されるとすぐに腹を立て、批判を受けるのが苦手です。
自分が常に正しく、疑問を持つ人は間違っていると固く信じています。
特徴⑤すぐに人を見下す
偉そうな人は、自分の基準に満たない他人をすぐに見下してしまいます。
偉そうな人ほど、自分が大好きで「上の中」くらいに思っている。だから、相手をすぐに見下す。
彼らは、どんな状況であっても、自分が周囲の誰よりも優れていると考えずにはいられないのです。
特徴⑥自慢話が長い
偉そうな人は、どんなに小さなことでも、自分の成功体験を人に話します。
自分がいかに素晴らしいかを人に話すのが好きで、会話の中でそれを持ち出すのをためらいません。
彼らは、自分は注目されるに値し、皆から賞賛されるのは当然の権利だと考えているのです。
特徴⑦自分が常に正しいと思っている
偉そうな人はたいてい、自分が常に正しいと思っているタイプです。
彼らは決して負けを認めず、自分の意見に反論されると必ず最後まで戦います。
自分の見解だけが重要で、それに反対する人は間違っていると考えているのです。
特徴⑧大声で威圧してくる
偉そうな人は、公共の場ではも関係なく声が大きく、常に威圧的です。
彼らは躊躇なく会話に割り込み、周りで起こっていることに立ち入ろうとします。
彼らは相手の気持ちを無視して自分の主張を伝えるので、迷惑で攻撃的なように見えるではずです。
特徴⑨上司への仕事できますアピール
偉そうな人は、上司への「仕事できますアピール」が上手です。
偉そうな人ほど、承認欲求が強め。部下や後輩にはきつく当たりますが、上司には気に入られようと「頑張ってますアピール」してきます。
このタイプは、与えられた仕事の難易度関係なく、仕事達成したら逐次アピールしてきます。
特徴⑩他人の言うことを聞かない
偉そうな人は、他人の言うことに耳を貸そうとしないことが多いものです。
他人の意見や感想に耳を傾けるどころか、ただ話し続けたり、見下したような発言をすることがよくあります。
他人の意見を無視して、自分の意見だけが重要だと押し通そうとすることは考えられません。
特徴⑪相手によって態度を変える
偉そうな人は、相手によって態度を変えることがあります。
上司や役員など、職場の重要人物だと思われる人には、その印象を良くしよう不気味にに接することがあります。
そして、たいしたことない相手には、高圧的な態度を取ったり、より攻撃的になったり、見下したりすることがあります。
偉そうな人の心理
偉そうな人の心理は以下のとおりです。
- 周囲に認められたい
- 暇すぎてさみしい
- 自分に自信がない
- 他人からの評価が気になる
- 他人の幸せが許せない
心理①周囲に認められたい
偉そうにする理由は、周囲から認められたいからです。
実は自分の能力に自信がないため、自慢話や見栄を張ることで自分の価値を周囲に証明し、褒められたいという欲望があります。
また、悲しみや恐怖といったネガティブな感情を隠すための手段である可能性もあります。
心理②暇すぎてさみしい
偉そうな人は、実は暇すぎてさみしいと感じています。
前述したとおり、偉そうな人の末路は「距離をおかれる」なので、誰も近くにきません。だから、実はすごい暇なんです。だけど自慢話もしたいので、とにかく気持ちよく会話できる都合のいい人を常に探しています。
より多くの評価や尊敬を得るために、ひっきりなしに話し、会話を独占することがあります。
心理③自分に自信がない
偉そうな人は自分に自信がないため、自分の能力を過剰に誇張してしまうことがあります。
「弱い犬ほどよく吠える」なんて聞いたことがあるはず。弱いから周囲に威嚇していないと、怖くて過ごせないんですね。
偉そうだから強気なんだろうと思いがちですが、実は自分に自信がなくて、その気持ちを隠すために大げさな振る舞いをしているだけです。
心理④他人からの評価を気にする
偉そうな人は、他人からの評価をかなり気にしています。
偉そうな人は、承認欲求のカタマリ。なので、常に他人に良い印象を与えようとし、他の人よりも優れているように見せるために自慢話をします。
意外と気が弱く、小心者が多いんです。
心理⑤他人の幸せが許せない
偉そうな人は、他人の功績や成功が特に許せません。
「自分は認められて当然!」と考えているが、誰も褒めてくれない。だから、褒められている他の人を見ると、イライラする傾向があります。
自分の大げさな行動で注目を自分に戻したり、成功した人の陰口を言ったり。
他人を犠牲にしてでも、周囲に認められようと画策してきます。
偉そうな人への対処法
偉そうな人への対処法は以下のとおりです。
- 距離をとる
- 相手を動物だと思う
- 信頼できる人に相談する
- 言い返す
- 転職する
対処法①距離をとる
偉そうな人と接するときに気をつけたいのは、できるだけ距離を置くことです。
偉そうな人に「この人話しやすい」と思われたら、会話や行動を共にすることが多くなり、関係が深まり、最終的には「暇つぶしのターゲット」にされてしまいます。
なるべく距離を保つことで、ターゲットにされることも減りますし、少し俯瞰して相手を知ることができます。
ターゲットにされないように、物理的な距離をとるようにしましょう。
詳しい距離の取り方は、有名な精神科医の樺沢紫苑先生の以下の動画をご覧ください。
対処法②相手を動物だと思う
偉そうな人に対しては、“心の中で”人間扱いせず動物扱いするといいです。
上記のひろゆきさんの考え方に出会い、実際に実践してみたのですが、上司に理不尽な指摘を受けても「こいつ面白いな笑」と心の中で思えるようになり、相当なストレス軽減につながりました。
相手が動物だと考えると、人間である自分に自信が持てますし、怒られても落ち込んだりしなくなります。
もちろん、怒られてるときに笑っていたらさらにキレられそうですが、表情に出さず心の中で笑えば問題ないです。
つらいときこそ、このひろゆきさんの考えを参考にしてみてください。かなり効果的です。
対処法③信頼できる人に相談する
偉そうな人に対して悩んでいたら、信頼できる家族や友達に相談するのがいいです。
家族や友達に相談することで視野が広がり、時には話すことで状況に前向きに対処する方法が見つかるかもしれません。
偉そうな人に対して、1対1でバトルしても状況が悪化するだけ。第3者の視点は非常に有効だと思います。
対処法④言い返す
どの対処法でもダメなら、ハッキリ言い返すのも有効な方法の1つです。
偉そうな人に注意する人は少ないです。だって、誰も関わりたくないから。こんな状況が続いているから、本人は、「偉そうだと感じてない」なんてこともあり得ます。
偉そうな人は「自分がどう見られているか」知らないので、ハッキリ伝えれば気づいて変わるかもしれません。
絶対に変わる保障はないですが、1つの手法として知っておくとよいかもしれません。
ちなみに、私が「高圧的な人に言い返してみた体験談」は以下の記事をご覧ください。
対処法⑤転職する
上記の対処法でも解決しない場合は、転職を検討するのもよいでしょう。
どれだけ頑張っても、状況が全く変わらない。ということは、この環境を離れるしかありません。
「相手が悪いのに自分が動くのはおかしい」と思うかもですが、「この環境に居続けても何も変わらない」ということは証明されているので、自分が行動するしかありません。
転職すれば、職場の人間関係をリセットでき、偉そうな人と一生かかわらなくてすむようになります。
いきなり転職するのは厳しいので、転職サイトで転職先を考えてみるなどの「転職活動」を始めるといいです。
偉そうな人は一生偉そうにする【無視が正解】
ここまで、偉そうな人の特徴や心理、対処法についてお話してきました。
残念ながら、他人を見下す人の性格は変わりません。
このタイプは、相手の気持ちに気づかない自分大好きな人が多い。謝ったり注意したら変わると思うかもしれませんが、最終的に変わるか判断するのは本人なので、本人がその一歩を踏み出さない限り、これまでと同じままです。
相手が変わらなければ、あなたは相手を避けるしかない。
避けることで無駄な時間が減り、家族など信頼できる人との時間が増え、ストレスが軽減するかと思います。
今回は以上。
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