何でいつも小馬鹿にしてくるんだろう。見下してくる態度がクソムカつく。どう接していいかわからない。。。
こういった悩みに答えます。
- この記事を書いてる人
この記事を書いてる私は、ブラック職場経験者の29歳男。前職、私自身が無能すぎて、上司、先輩から毎日のように小馬鹿にされ、そのストレスからうつ病に。でも今は転職して、わりと楽しく働いている。
そんな私が今回「人を小馬鹿にする人の末路」についてお話します。
この記事を読めば、見下してくる人の心理と対処法がわかり、職場でのストレスが軽減するはずです。
私が経験した辛い経験が、あなたのためになれば嬉しいです。
それでは解説していきます。
人を小馬鹿にする、見下す人の末路
人を小馬鹿にしている人は最終的にどうなるのか。
私の前職の上司Nさんと現職の上司Hさんが人を見下し続けた結果「ひどい状態」になったので、これを参考にお話します。
陰で嫌われる
まずは、陰で嫌われます。
- そんなのもわからないの?
- お前はポンコ ツなんだから、人一倍勉強しなきゃ
- だからお前はダメなんだ
こんな人を見下してくるような人と、誰も一緒にいたいと思いません。
その結果、陰で悪口言われるようになります。
徐々に距離をおかれる
陰で悪口を言われ始め、徐々に距離をおかれるようになります。
実際私の上司Hさんは、部下の悪口言うし急に大声でキレるヤバい50歳。当然みんなから嫌われて、話かける人もいなくなった。
大人になると、直接悪口言う人はまずいません。
なので、本人が気づかないレベルで静かに距離をおかれはじめます。
最終的に孤立する
そして、最終的には孤立します。
この孤立は一時的なものではなく、定年まで続きます。
なぜなら、距離をおかれることで成長が止まり、職場でいらない存在となるから。
- 仕事の場合
-
距離おかれる⇒仕事が減る⇒経験が積めない⇒成長できない
- プライベートの場合
-
距離おかれる⇒周囲との接点が減る⇒コミュ力が向上しない⇒成長できない
一度距離をおかれてしまうと、成長のきっかけがつかめなくなります。
その結果、年齢ばかり重ねることになり、最終的には孤立するのです。
やはり周囲に人が集まらない人って、経験上「性格に難あり」の人が多いですよね。
人を小馬鹿にする行為の悪影響
人を小馬鹿にする行為は、相手の自尊心や心理的な安定に深刻な影響を与えます。
これによって、以下のような影響が生じることがあります。
①自己評価の低下
まず第一に、被害者は自己評価が低下し、自信を失う傾向があります。
人は他者からの評価を通じて自分自身を見つめ直し、自己価値を形成しています。
しかし、小馬鹿にされることで自己評価が揺らぎ、自分の能力や魅力に対して疑念を抱くことがあります。
②抑うつ感・不安感
被害者は、抑うつ感や不安感を抱く傾向があります。
小馬鹿にされることによって、自分自身を否定されたり、笑いものにされたりすることから、自己価値感の低下や孤独感を抱くことに。
これにより、抑うつ状態や不安障害の発症リスクが高まることがあります。
③自己効力感の低下
また、小馬鹿にされることは、被害者の自己効力感を低下させることがあります。
自己効力感とは、自分が問題を解決する能力を持っているという信念のこと。カンタンにいえば、「私ならできる!」という気持ちです。
この自己効力感は、心の強さや自信の源となります。
しかし、小馬鹿にされることで自己効力感が揺らぎ、自分に自信を持つことが難しくなる場合があります。
なぜ人を小馬鹿にする、見下すのか
なぜその人は、あなたをバカにするのでしょうか?
それは、以下の3つの心理があるからです。
- 周囲に認めてもらいたい
- 自分が常に正しいと思っている
- 暇すぎてさみしい
おそらく全て当てはまっていることでしょう。
それぞれ具体的に解説していきます。
心理①周囲に認めてもらいたい
周囲に認めてもらいたい人は、人を見下しバカにします。
理由は、見下しバカにすることで、自分の価値を確かめたいから。
バカにする人は、自信満々のように見えて実は劣等感の塊。自分に自信がないので、他人を見下すことで「自分は強いんだ」と感じているワケ。「弱い犬ほどよく吠える」がまさにこれ。
弱いからこそ相手に対し、常に攻撃しなければ不安で夜も眠れない。
自分が強いとわかっていたら、吠える必要ないですから。
人を見下しバカにする人は、周囲に認められたい、承認欲求が強い人です。
心理②自分が常に正しいと思っている
自分が常に正しいと思っている人も、人を見下しバカにします。
他人を平然と見下す人は、「自分は優秀だ」と勘違いしていて、プライドが高く負けず嫌い
常に自分が一番でないと気が済まない性格です。
私の職場のNさんは常に自分が正しいと思っているタイプで、私に「俺の言うとおりにしないと一人前にならない」なんて言ってきた。でも私が反論したら、それ以降攻撃されなくなりましたね。
自分が正しいと思っている人は、他人の意見を聞こうとしません。
なので、人を見下しているのです。
心理③暇すぎてさみしい
人を見下しバカにする人は、暇すぎてさみしがり屋が多い。
この件について、林修先生が素晴らしい言葉をおっしゃっています。
人間の関わり方は3通りしかないんです。
忙しい ― 忙しい
忙しい ― 暇
暇 ― 暇トラブルが起きるのは、ここだけ(忙しい ―暇)です。こっちは忙しいのに向こうは暇で、こっちに対する攻撃時間はたっぷりある。こんなもの、絶対に負けるんです。だって向こうの方が攻撃時間たっぷりあるんですから。
引用:『林先生が驚く 初耳学!』2018年2月11日放送回より
本当に忙しい人は、他人を見下したりバカにしてる余裕がありません。
しかし、他人を見下しバカにする人は、本当は暇な人が多く、時間をたっぷり使って攻撃してくる。
暇すぎてさみしいから、かまってほしい。
こんな性格の人が、バカにしたり見下したりします。
人を小馬鹿にする、見下す人の特徴
人を小馬鹿にする、見下す人の特徴を3つ紹介します。
特徴①自分に自信がない
まず一番多いのが、人を見下す人は自分に自信がないこと。
自分に自信があるのなら、人を見下す必要ありませんよね。「弱い犬ほどよく吠える」という言葉があるように、自分に自信がないからこそ、人を見下してマウントをとる。
口だけ達者で実際何もしないタイプがまさにこの典型ですね。
特徴②プライドが高い
プライドが高い人は、人を見下す可能性が高いと言えます。
前述したとおり、人を見下す人は「自分が正しい、自分が偉い」と勘違いしている。なので、他人から意見言われても素直に認めずに小馬鹿にした態度をとってしまうのです。
このタイプは、自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティ障害)の特徴でもあります。
以下のツイートをご覧ください。
要は、「自分大好き症候群」の人たちで、一種の病気なのですね。
自己愛性パーソナリティ障害については、以下の記事をご覧ください。
特徴③人によって態度を変える
人によって態度を変える人も、人を見下す人の特徴です。
見下す人にとって、自分よりも弱い立場の人は最高の獲物。反論してこない人には強く当たり、優越感にひたります。そして、勝てない相手には、ヘコヘコとして絶対見下したりしません。
相手の立場をよく見て、気持ち悪くらい上手く立ち回っているのです。
人を小馬鹿にする、見下す人の育ち
人を小馬鹿にする、見下す人の育ちですが、やはり「尊敬されてこなかった人生」だったんだと思います。
例えばの話。ニュースで「資産家が無職を殴った」とか聞いたことないはず。わりと「無職が〇〇を殴った」とかの方が多いですよね。「持ってない人⇒持っている人」への攻撃が多い気がしませんか。
尊敬されている人が、弱い人をいじめることはほぼない。
でも逆に、尊敬されてこなかった人は「俺も尊敬されたい、認められたい」と周囲を見下し、馬鹿にすることは考えられます。
おそらく小さい頃から、「お前は〇〇ができない」とか言われていた。もしくは、近くに尊敬されてるエリートがいて、そのエリートに嫉妬していた。
こんな「尊敬」を得られなかった人が、相手を小馬鹿にしたり、見下したりするのだと思います。
小馬鹿にされないための自己防衛術
小馬鹿にされないためには、以下の自己防衛術を身につけることが重要です。
①自己確信
まず第一に、自己確信を持つことが大切です。
自己確信とは、自分の価値や能力を信じることです。自己確信があると、他人の言葉や行動によって揺らがされにくくなります。
自分自身を知り、自信を持つために、自己探求や自己成長に努めましょう。
自己確信が高まると、自己防衛の土台となる強さが生まれます。
②感情のコントロール
次に、自分の感情をコントロールすることが重要です。
小馬鹿にされると、怒りや悲しみなどの負の感情が湧き上がるかもしれません。ですが、こんな時にも冷静さを保つことが重要です。
イチイチ落ち込んでしまうと、何度も疲れることになるので、メンタルが非常に不安定になります。
相手の挑発に乗って感情的に反応することは避け、冷静に対処しましょう。
感情のコントロールには、深呼吸やリラックス法、ストレス管理の技術などが有効です。
③自己主張
小馬鹿にされる人は、自分を守るために自己主張をすることが必要です。
小馬鹿にする人は、相手を選んで小馬鹿にしています。いじめっ子が特定の人しかいじめないのと同じです。
自分の意見や権利を適切に主張することで、小馬鹿にされにくくなります。
明確で自信のあるコミュニケーションスキルを磨くことで、自己防衛の手段を強化しましょう。
④環境を見直す
最後に、自分を取り巻く環境を見直すことも大切です。
小馬鹿にされる環境に身を置くことは、自己防衛にとって不利。自分を尊重し、支えてくれる人々との関係を築くことが重要です。
ポジティブでサポートしてくれる人々に囲まれることで、自己防衛の力を強化することができます。
必要な場合は、小馬鹿にする人から物理的に距離を置くことも検討してください。
⑤コミュニケーションスキルを磨く
コミュニケーションスキルを磨くことも自己防衛の一環です。
適切なコミュニケーションを通じて、他人との関係を良好に保つことができます。相手の意見を尊重し、共感や理解を示すことで、対立や攻撃的な態度を回避することができます。
効果的なコミュニケーションスキルを身につけることで、小馬鹿にされる可能性を減らすことができます。
⑥健康的な生活
自己防衛の一環として、自分の身体的な健康や安全にも注意を払うことが重要です。
バランスの取れた食事や十分な睡眠をとり、適度な運動を行うことで、ストレス耐性や自己防衛の力を高めることができます。
⑦ポジティブ思考
最後に、ポジティブな心構えを持つことが重要です。
小馬鹿にされる経験があっても、自分自身を信じ、前向きな考え方を持つことが大切。
自分の強みや成果にフォーカスし、自己価値を高めることで、小馬鹿にされることに対する影響を軽減することができます。
人を小馬鹿にする、見下す人への対処法
人を小馬鹿にする、見下す人の心理をご紹介しました。
続いては、そんな人間にどう対処したらいいのか、適切な対処法をご紹介します。
だいぶハードルの高い対処法もありますが、実体験とともに話していきます。
対処法①できるだけ関わらない
まずは、できるだけ関わらないこと。
人を小馬鹿にするようなタイプの人は、
- 周囲に認められたい
- 自分が常に正しい
- 暇でかまってほしい
関わるだけで、あなたのメンタルと時間がゴリゴリ削られます
ハッキリ注意してもいいかもしれませんが、どうせ聞く耳もたず、性格なんて変わりません。
結論、あなたの方から逃げていくしか方法がない。
「物理的距離をとって、関わらないように過ごす」が、最善の方法です。
対処法②話を聞き流す
もし関わってきた場合、無理に褒めたり質問したりせず、テキトーに話を聞き流しましょう。
対処法①で話した通り、このタイプは関わるだけ無駄。
さらに無理に褒めてしまうと、話が長くなる可能性もあるし、相手が調子に乗り話しかけてくる可能性も高まる
相手の機嫌を損ねない程度に、テキトーに相づち打つのが一番です。
私自身、褒め過ぎたせいで、飲みに誘われるし、映画に誘われるしで、つらい時間を過ごしました。無理に褒めるとろくなことないです。
とにかく「聞き流す」を意識しましょう。
対処法③相談する
一人で解決できそうにない場合は、友人や同僚に相談することも考えてみてください。
自分では気づかなかったポイントを教えてくれるかもしれませんし、同じような経験をした人なら安心感も感じられるでしょう。
また、他人への罵声がかなり深刻な場合は、教授や上司など、より権威のある人に相談することも有効です。
対処法④相手に伝える
相手に率直に「小馬鹿にされて迷惑」と伝えてみるのもアリです。
人を小馬鹿にする人は、自分の言動が「相手にどう思われているか」理解してない人が多い。なので、ハッキリ伝えればあなたの気持ちを理解してくれるかもしれません。
このときの伝え方が非常に重要で、まずは注意くらいにしてみましょう。
あまり強く言い過ぎると反感をかってしまうケースもありますので。
ただ、もし注意しても変わらないのであれば、思い切って反抗してみるのもアリ。
ちなみに私は「もうこいつからは嫌われても良い!」と思って反論したら上手くいきました。そのときのエピソードは以下の記事をご覧ください。
対処法⑤職場を変える
かなり大胆な方法ですが、職場を変えるのも1つの手です。
人間の性格は、簡単には変わりません
「人を小馬鹿にする、見下す人」は、明日もあなたを小馬鹿にしてくるし、1ヶ月後も1年後もおそらく変わりません。結局、その人が定年退職する前日まであなたをいじってくるでしょう。
ということなら、もうあなた自身が行動していくしかないと思います。
私自身「上司もいつか優しくなるんじゃないか」と思っても、ずっと変わらず。結局、転職するまでの4年間。毎日のように、「お前はできない」とバカにされ見下され、暴言を吐かれ続けた。
しかし、転職することで、人間関係のストレスから解放されるかもしれません。
たしかに転職なんてハードル高いし、年収が落ちるリスクだってある。でも、年収落ちても健康的に仕事できる方が何より大事だとは思いませんか。
あなたとあなたの家族の健康より大事なものなんてない。
悩んでいる今が、一歩踏み出す最高のタイミングかと。
この記事が、あなたが今の職場を脱出する1つのきっかけになれば嬉しいです。
今回は以上。
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