人事評価ってやる意味ある?毎年毎年、目標考えたり振り返りシート書くのがめんどくさい。
こういった疑問に答えます。
- 人事評価でやる気をなくす理由
- 人事評価への向き合い方
- この記事を書いてる人
この記事を書いてる私は、転職経験アリの29歳男。人事評価を毎年受けてきて「なぜ人事評価が無駄なのか」に気づいたので、まとめてみました。
この記事を読めば、「人事評価は気にするだけ無駄」ということがわかるかと思います。
記事後半では、そんな人事評価への向き合い方も話しますので、良かったら参考にしてみてください。
それではご紹介します。
人事評価でやる気をなくす理由
はっきり言って、人事評価で社員のやる気は上がらないので、やっても意味がないです。
やる気をなくす理由は以下の3つが考えられます。
- 結局、年功序列だから
- 凡人が損をするから
- 上司によって評価が変わるから
具体的に解説します。
理由①:結局、年功序列だから
評価がほぼ年齢で決まるので、特に若手はやる気が上がるはずありません。
新採用3年目の営業時代、目標に対して150%の成果を上げた。人事面談でも上司に「よく頑張った。ありがとう」と言われた。が、評価は5段評価の3 。理由を聞いたら「若いうちはそんなもん」と軽く流された。
ほとんどの会社は年功序列が当たり前で、若手がどれだけ結果を残しても高評価がつかない
なぜなら、上司たちも同じく若手時代に厳しい評価の中で育ったから。昔苦しい思いをした上司が今の若者にだけ高評価をつけるわけないですよね。
こんな風潮の企業が大半で若手が頑張ろうと思わないので、やる気をなくすだけなのです。
理由②:凡人が損をするから
人事評価は凡人だけが損するので、凡人が多い一般企業では社員のやる気が上がりません。
80点の成果をあげても「若い頃は我慢」の風潮があって評価されない。でも、さすがに120点の成果を上げれば昇給したり昇進したりする。一方、仕事はできないし態度も悪い。こんな20点の成果だとボーナス減らしたり、部署異動させたりできる。
人事評価は、優秀な社員or無能な社員は影響を受けるけど、その他の凡人は影響なく時間の無駄になりやすい
こんな実態では、頑張りたいと思えないですよね。
もちろん会社によってキッチリしてるとこもあるけど、年功序列の風潮が強く、凡人が損してる事例の方が圧倒的に多いです。
理由③:上司によって評価が変わるから
上司によって評価が変わるので、部下はやる気をなくします。
月残業60時間の私。それなりに成果もあげてるけど、総合評価は3。一方、別部署の同期は、毎日残業0。仕事中もゲーム、映画、競馬の話を堂々としてるのに、聞いた総合評価は同じ3。身を削って働く自分がむなしくなった。
当然ですが、人事評価は仕事の成果だけでなく「上司との関係性」がとても大事。
結論言えば、上司と仲良ければ評価が上がりやすい
「上司はガチャ」と言われるように、人事評価は運要素も少なからずある。
成果と評価は関係ないと考えるので、部下は頑張りたいと思わないのです。
人事評価への向き合い方
続いて、人事評価への向き合い方を2つご紹介します。
個人的に、人事評価に対してのストレスが軽減された方法をまとめました。
- 上司から評価されようと思わない
- 自分のために評価する
それぞれ具体的に紹介します。
対処法①:上司から評価されようと思わない
上司から評価されたい、褒められたいと思わないこと。
誰かに褒められたいという思いはまさに”沼”
上司に褒められなかったら、褒められたいとひたすら頑張る。たとえ褒められたとしても、次も頑張らないといけない。頑張りを強制させられる。他人の評価に依存すると、沼にハマったように抜け出せなくなります。
上司の評価を気にせ ず、自分の心と体の健康を第一に考える。
そして、余裕があるとき「顧客」のことを考えて業務をする。
「自分⇒顧客⇒上司」の順で仕事するのがいいかと。
私自身、顧客と上司を考えすぎて、うつになった経験があります(この時は、毎日泣いてたし、全身じんま疹でひどい体になってました)。
上司からの評価をあまり気にしないようにすると、気持ちが軽くなりラクに過ごせます。
対処法②:自分のために評価する
2つ目は、自分のために評価すること。
人事評価は意味ないと言いましたが「評価を求める」という点で意味ないだけで「自己成長」としては非常に有意義なものだと考えています。
例えば、ゲームのレベル上げ。ボスをラクに倒すためのレベル上げはワクワクするけど、目的なく淡々とレベル上げするのは超つまらないですよね。
何事も目標があった方が達成した時気持ちが良いし、達成できなくても目標があれば踏ん張れる
人事評価を「上司からの評価のため」と考えず「自分自身のため」と考える。
すると、目標たてる時に真剣になれるし、評価の時は達成感やモチベーション維持につながります。
とはいえ、上司が目標や評価に口を出してくる場合もあるはず。こんな時は「はい」と口で言って、心の中では無視しましょう。
人事評価に関わる時間も「自分の成長のため」と無理矢理思えば、それほど苦ではなくなりますよ。
今回は以上。
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