部下に嫌われている気がする……。嫌われてるサインって何かあるの?
こういった悩みに 答えます。
- 部下に嫌われているサイン5選
- 部下から嫌われる上司の特徴
- 部下に好かれるコツ5選
- この記事を書いてる人
この記事を書いてる私は、以前ブラック企業に4年勤務。若手から陰で悪口を言われている上司を何人も見てきました(もちろん、上司自身は嫌われていると気づいていない様子)。
そんな劣悪職場を経験してきた私が「若手が嫌いな上司の特徴」 をご紹介。
そして記事後半では「部下に好かれるとっておきのコツ」もご紹介します。
この記事を読みコツを実践すれば、若手から好かれるようになるはず。
ぜひ最後までご覧ください。
部下に嫌われているサイン【5選】
部下に嫌われているサインをご紹介します。
結論いうと、以下のとおり。
- 態度がそっけない
- プライベートな話をしてこない
- 自分の意見を言わない
- 目線を合わせない
それぞれ具体的にお話します。
サイン①:態度がそっけない
態度がそっけないのは、ほぼ間違いなく嫌われています。
部下の立場になればわかりますが、嫌いな上司とは極力話したくありません
当然、話す時間は短くなるし、声も小さくなります。
実際私は嫌いな上司と話す時は、早めに話切り上げてました。話が盛り上がりそうになると「電話しなきゃなので」と嘘ついてその場から逃げてました。
もし好きな上司なら、話は長くなるし部下から雑談をしてきたりします。
そっけない態度を取られていれば、嫌われている証拠。
上司側が何か変わらない限り、永遠に嫌われ続けるでしょう。
サイン②:プライベートな話をしてこない
プライベートな話をしてこないのも、嫌われている証拠です。
誰でも、嫌いな人に「本当の自分」を知られたくありません
知られたくないので、話をそらしたり、話が盛り上がらないように嘘ついたりします。
私自身、上司に「休みの日、何してるの?」と聞かれて「ほとんど寝てます」と嘘ついてました。不用意に映画好きとか、キャンプ好きとか言って、誘われたら嫌ですからね。
どんな若手でも、上司からの質問に無視はできません。何かしらは答えます。
やはり重要なのは、部下から話すかどうかということ。
嫌いな上司に部下からプライベートな話はしません。
会話できてるからと言って、部下と仲が良いと勘違いしない方がいいですよ。
部下がプライベートな話をしない理由については、以下の記事をご覧ください。若手の深層心理を暴露しています。
サイン③:自分の意見を言わない
上司嫌いだと、部下は自分の意見を言いません。
なぜなら、嫌いな上司に反抗しようと思わないから
相手に勝てないとわかっていて、わざわざ反抗する部下はいません。
となると、自然と上司に意見を言わなくなります。
実際私も、嫌いな上司に対してあまり自分の意見は言わず「はい。わかりました。」とばかり言ってましたね。
文句を言わない部下だから大丈夫なわけではありません。
むしろ文句言わないのは、上司に悟られないようにするためかもしれません。
サイン④:目線を合わせない
上記のとおりでして、人間は嫌いな人と目線を合わせないようにします。
上司から話しかけられることを基本喜ばないし、中身のない会話にはうんざりしてしまうことも。
会話中に、部下が一目も見ないとしたら、それは嫌われる証拠かもしれません。
たしかに、人見知りな部下であれば目線合わないのは当然。でも他の人と話すときは目を見て話しているなんて状況なら、間違いないかと。
相手の表情をよく観察し、相手がどのような感情を抱いているのかを見てみましょう。
サイン⑤:仕事の目的を聞いてこない
部下に「これやっといてー」と指示したときに、何も質問せず「わかりました」だけだと嫌われているサインかもしれません。
以下の動画で紹介されているのですが、嫌いな上司の特徴第1位が「出した指示を忘れる」「ゴールがわからない状態で指示をする」でした。
出した指示を忘れのは論外。
ですが、やはり明確な目的を教えていないのに質問もせず「わかりましたー」と言ってきたら、もう見限られている段階かもしれません。
部下から嫌われる上司の特徴
私は前職、ブラック上司からの暴力・暴言から転職を決意しました。
そんな私を追い込んだブラック上司の特徴を実体験をもとにまとめました。
- 部下の話を聴かない上司
- 愚痴を言う上司
- マウント上司
- キレる上司
- 相手の時間を奪う人
- 正論だけを言う上司
- やったことがないのに偉そうな上司
- 他責思考の上司
当時は会話するだけで鳥肌がたったし、指示されても目線を合わせず、テキトーに「はい」って返事してましたね。
上記の特徴については、以下の記事で詳細に解説しています。部下目線の記事ではありますが、部下側の気持ちを知る上では参考程度にはなるかと。
部下に好かれるコツ【5選】
次に、部下から好かれるコツをご紹介します。
- 頑張りを認めてあげる
- 素直に謝る
- 長話しない
- 話に共感する
- 自分から一歩踏み出す
それぞれ具体的に解説します。
コツ①:頑張りを認めてあげる
まずは、素直に頑張りを認めてあげることです。
内閣府の調査によると、近年、もの(お金等)を求める時代から心(やりがい等)を求める時代に変わってきています。
- 平成20年のデータなので、今はもっと差が顕著かもしれません。
要するに、「残業して稼ぎたい、昇進したい」より「楽しく仕事したい、頑張っ てる姿を認めてほしい」という気持ちが部下は強いということ。
部下は「よく頑張ったな」という上司からの一言がほしい。
その一言で、報われたような気持ちになります。
そっけないのは信頼してない証拠
仮に褒めているけど、そっけない態度を取られるのであれば、それは信頼されてない証拠。
信頼してない上司からの褒め言葉なんて心に響きませんから。
この場合は、負けずに根気強く承認の言葉をかけていくしかありません。
信頼を失うのは一瞬ですが、得るには積み重ねが大事。
承認を求めている部下を素直に認めてあげましょう。
コツ②:素直に謝る
ほんとこのツイートのとおりで、素直に謝れない上司はわりと嫌われます。
部下にとって上司は怖いもの。でも、そんな上司側がしっかり話を聞ける人で、かつしっかり謝れる人なら、部下は上司を信頼する。
部下が信頼する人は、役職でも成果でもなく結局人柄です。
たしかにプライドもあるから「部下に謝罪なんて…」と思うかもですが、その一瞬の恥を捨てられないと部下の信頼を勝ち取るのは難しいかと。
自分の非を認め、部下の反応を見ることは有益かもしれません。
コツ③:長話しない
次に、長話しないこと。
理由は、部下は仕事もプライベートも超忙しいから
年齢が上がると、仕事は現場から管理メインになるし、子供も大きくなって手がかからなくなる。一方、部下はというと、細かく膨大な現場業務に追われ、毎日疲弊。そのストレスを発散するため、家で趣味に没頭したり、休日は友達と朝まで遊んだりします。
要するに、部下はひどく忙しいんで、上司の長話を聞いていられないんです。
もちろん、簡潔に話してるのに聞かない部下がいれば、圧倒的に部下が悪い。
でも、話が長いせいで聞いていないのであれば、上司も悪いです。
忙しい部下のため、簡潔に短く話すことを意識すれば、部下のそっけない態度も変わるかもしれません。
上司と若手の間にはマリアナ海溝より深い世代間のギャップがあるので、はっきり言って考え方が全く違います。なぜ世代間ギャップが大きいのか、その理由は以下の記事で徹底考察していますので、よろしければご覧ください。
コツ④:話に共感する
部下の話に共感することで、部下との信頼関係につながります。
「類似性の法則」といって、似たもの同士は互いに惹かれ合うという心理効果があります。
- 詳細は、以下の動画をご覧ください
相手の話に共感することで、仲間意識が強くなり、結果部下と仲良くなることができます。
コツ⑤:自分から一歩踏み出す
自分から一歩踏み出すことも重要。
詳しく言うと、あまり部下の個人情報を聞き出そうとしないことです。
例えば、顔見知り程度の友人にいきなり「誕生日プレゼントくれ」と言われてプレゼントしますか?誰だって不審に思うはず。でも、今年プレゼントもらった友人なら、お返しにとプレゼント返しますよね。これ、部下との会話でも全く一緒です。
「家どこ?」「彼女いるの?」なんて聞いてばかりだと、部下は苦手意識を持ちます。
「何で仲良くない人に俺のことばかり話さなきゃならないんだよ」と思うから。
大切なのは、あなた自身が自分の情報を出していくこと。
「俺、○○が趣味なんだよね」とか「昔、こんな失敗したんだよね」とか。
先にプレゼントを渡さないと、相手はプレゼント渡さないので信頼されません。
あまり部下を質問攻めにせず、自分から歩み寄るのが重要です。
今回は以上。
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