不器用な人が生きづらい理由とは?7つの特徴、損しない生き方を解説

悩んでいる人

不器用だと全然好かれないし、距離とられるし本当に生きづらい。器用な人の方が絶対幸せ。 やっぱり、不器用だと損するのかな?

こういった悩みに答えます。

本記事の内容
  • 不器用な人が生きづらい理由
  • 不器用な人の特徴
  • 不器用な人の損しない生き方

この記事を書いてる私には「不器用な同期のTさん」がいるのですが、上司との人間関係に相当苦労していました。

そんな同期をもつ私が、客観的に「不器用な人」を考察し、損しない生き方をご紹介できればと思います。

結論言ってしまうと、

不器用な人の損しない生き方は、周囲と比較せず自分らしくいること

です。

この記事を読めば、不器用な人がなぜ損してしまうのかを理解でき、その解決策もわかります。

ぜひ最後までご覧ください。

目次

不器用な人が生きづらい理由

不器用な人が生きづらい理由は、結局コミュニケーション能力の高い人が評価されるからです。

私の前職はIT企業。同期に凄腕のプログラマーがいたのですが、育成担当は「何考えてるかわからん」と上司に愚痴。 上司も「もごもご何言ってるかわからない」と同期の私に言ってきた。。。

評価や出世に関していえば、本人の実力以前に、上司との関係性が超重要。

せっかく仕事ができても、結局コミュ力がないと「使えないヤツ扱い」されて出世できない。

不器用な人はなかなか評価されにくいので、わりと生きづらいかもしれません。

不器用な人の特徴【7選】

続いて、不器用な人の特徴を7つご紹介します。

特徴①口下手

不器用な人は口下手で、自己表現がうまくないことがあります。

経験上、この「口下手タイプ」が一番多い気がしますね。

自分の考えや感情を言葉にするのが苦手なので、相手にうまく伝わらず、誤解させたり仕事が進まなかったりする。その結果、「何考えてるの?」と相手をイライラさせてしまい、本人も話すこと自体に苦手意識をもってしまう。

不器用な人ほど、伝える力が小さく自己表現が苦手な人が多い可能性があります。

特徴②相手を意識しすぎる

不器用な人は、相手に気を遣いすぎて自分が出せないなんてこともあります。

「今言っても大丈夫かな」「これ言ったら傷つくかな」と色々考えて、態度はもじもじして言葉は小さくなってしまう。「相手に嫌われたくない」気持ちが強いんですね。

気を遣うことは素晴らしいことですが、気を遣いすぎる不器用な人は相手に関わりづらい印象を与えてしまいます。

特徴③集中力が高い

不器用な人は、集中力が高く物事を深く考える傾向があります。

不器用な人は、1つのことに集中するあまり、周囲と会話しながら仕事できない場合が多い

前述した私の同期の凄腕プログラマー。人と話すのは苦手みたいだけど、作業に入った後の集中力はハンパない。終業の鐘がなるまで、黙々とプログラム書いてましたね。

今まで色んな不器用な人に会いましたが、みんな仕事、勉強、スポーツに関する集中力は異常だった。

不器用な人ほど、1つのことに夢中になる大きな力を持っています。

特徴④思い込みが強い

不器用な人は、こだわりや思い込みが強い人が多いです。

このツイートのように、不器用な人は「自分が正しい」と思うと他の意見なんか無視。絶対に自分の意見を曲げたり、妥協したりしません

相手とコミュニケーションを取りながら仕事することが厳しいので、周囲からの評価が低かったりします。

特徴⑤優柔不断

不器用な人の中には、自分に自信がない「優柔不断タイプ」がいます。

「嫌われたくない」と相手を意識しすぎるせいか、判断に時間がかかってしまい、なかなか即決できません。

そして、決まったかと思うと小さい声でもごもご言ってしまう。

自分に自信のない優柔不断タイプは、不器用な人の特徴の一つかもしれません。

特徴⑥人に頼れない、断れない

不器用な人には、何でも抱え込んで断れない人がいます。

相手に気を遣いすぎてしまい「これを頼んだら迷惑かな」「仕事ができないと思われたくない」と考えて、人への頼みごとができない。

人と話すのにそもそも苦手意識があるので、「話かける→頼む」のハードルが高い。

不器用な人の「優しすぎる一面」だと思います。

特徴⑦要領が悪い

不器用な人は、要領悪く見られることがあります。

前述したとおり、不器用な人ほど1つのことに集中する力が強い。逆に言えば、同時並行で物事を進める力が少し弱い。

もっこ

私の職場にいる不器用な同僚Kさんは、自分が同時並行で仕事できないことを理解して、パソコンに付箋を貼ってタスク管理していましたね。「俺マルチタスク苦手だからさ」と言って付箋を貼る姿は、同僚ながらカッコイイと思いました。

1点への集中力が高いがゆえ、マルチタスクには向かない性格なのかもしれません。

不器用な人の損しない生き方

不器用な人の損しない生き方を3つ解説します。

①他人と比較しない

まずは他人と比較しないこと。

不器用な人は、

  • 真面目
  • 純粋かつ誠実
  • 何事にも全力

と素敵な性格をたくさん持っています。

そんな素敵な性格を持っているのに「私なんか・・・」とネガティブになることありません。

あなたがネガティブになるのは、要領良くできる友人やコミュニケーション能力の高い明るい同僚など。比較対象がいるから、できない自分を責めているだけ。あまり自分自身を嫌いになる必要ないかと思います。

たしかに、自分の欠点を見直して改善することは大事なこと。でも、要領とかコミュニケーション能力とかは、数日で変わるものじゃない。数年〜数十年かけて変わるもの。

他人の長所ばかり見ないで、あなた自身の長所をのばす努力をした方がいいかと思います。

②思い込みをやめる

不器用な人は、ネガティブな思い込みをやめ、自分の能力についてよりポジティブに考えることで、より幸せになることができます。

例えば、「相手は別に自分のことを嫌っていない」とか「自分は口下手だけど仕事はできる」とか。ネガティブな思い込みをなくせば、気持ちが軽くなります。

小さな心の変化がやがて大きな自信につながり、周囲から評価されるようになります。

そして、自分の行動をよりよくコントロールできるようになれば、ミスをする可能性も低くなり、トラブルの可能性も低くなります。さらに、自分の長所と短所を認識することで、生産性や効率性も向上します。

最終的に、個人的な満足度や生活の質の向上にもつながるので、ぜひ試してみてください。

③何事も全力でやる

不器用な人は、その高い集中力を生かし、何事にも全力を尽くすことで、周囲や友人から感謝されるようになります。

不器用な人の中には、反射神経が優れていて、スポーツや職場で重宝される人もいます。また、物事を素早く理解し、他の人が敬遠するようなことにもチャレンジする力も持っています。

失敗から学び前に進もうとする姿は、周囲に勇気を与えモチベーションアップにつながる

不器用な人は自分の長所を生かし、成功への熱意を正直に示すことでチャレンジ精神が認められ、その結果、助けてくれる仲間が増えていきます。

まとめ: 自分らしく生きることが大事

ここまで、不器用な人の生きづらい理由、特徴、損しない生き方についてご紹介してきました。

不器用な人は、真面目で誠実で純粋など、多くの長所を持っています。

そんな素敵な自分を「不器用な性格だから損してる」とネガティブにとらえず、長所とともに短所も受け入れて、ありのままの自分を生きることが大切です。

自分らしさを大切にすることで、自分も周りももっと幸せになれるはずです。

有名な心理学者のアドラーはこんなことを言っています。

他人からの評価を求めたり、他人と比較したりする必要はありません。

不器用な人は、自分自身に正直でいること。そうすれば、ストレスフリーで生活できるようになるはずです。

今回は以上。

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