仕事上の怒りやストレスに直面し、どうしても自分のせいだと感じてしまう人は多いのではないでしょうか?
その結果、自分の感情をコントロールできず、罪悪感やストレスを感じるという負のスパイラルに陥っていませんか?
この記事では、怒りの感情がすべて自分のせいではない理由と、そのような状況に対処する方法について説明します。
結論いうと、仕事で怒られるのは当然で気にしなくてOK。大事なのは「怒られたこと」より「怒られた後にどうするか」です。
さらに、職場でストレスや他人の怒りに対処するための対処法も紹介します。
さあ、もっと深く見ていきましょう。
上司が部下に怒って当然な理由
上司が部下を怒るのは当然。
なぜなら、部下は未熟で無能だから。これに尽きます。
例えば、部下が会社支給の事務用品を私的利用してた。なんて言ったら、上司は絶対怒りますよね。でも部下自身は「無料で支給されてるのに何で?」とか思ってたりする。これはかなり極端ですけど、上司と部下の価値観のズレはゴロゴロあります。
部下はまだまだ経験が浅く、良いこと悪いことがわかっていません。
なので、部下がミスをしたりした場合、責任を取る上司が不満を表明するのは妥当なことです。
大切なのは、怒られたらどう受け止めるか
大切なのは、怒っている状況をどう受け止めるかです。
上司の怒りを受け入れ、成長の機会として活用することが大切なのです。
自分のミスに対して責任を持てば、その経験をモチベーションにして、より良い自分になることができます。問題にとらわれず、解決策に目を向けることで、その経験を生かして変化し、成功への道を歩むことができます。
怒ることをポジティブに受け止めれば、それは自分を成長させるチャンスになります。
自分自身、自分の行動、そして上司との関係を正直に見つめ直すことで、どうすれば改善できるかを理解することができます。
建設的な批判を受け入れることで、より価値のある社員、より良いチームメイトになることができるのです。
職場で怒られない人がやっていること
前述したとおり、「怒られた事実」より「怒られた後の振る舞い」が重要です。
ここでは、職場で怒られない人、又は怒られても上手に受け止めてる人の特徴をご紹介します。
①反論せずに謝る
最も重要なのは、反論せずに謝ることです。
上司の立場になったとき、上司が怒って部下が「いやでも…」なんて言い訳してたら、上司は当然ムカつきますよね。
怒っている人にただ反発しては、ケンカになるだけです。
ミスをしたりした場合は、ただひたすら謝りましょう。
こうすることで、上司と良好な関係を築けます。
ただし、理不尽な怒られ方をした場合は別です。この場合の対処法は以下の記事をご覧ください。
②期限と約束を守る
期限と約束を守る人は、上司から信用され怒られにくくなります。
例えば、料理人に「20分でカレー作って」と言って、「1時間以上かかった人」と「20分以内に作った人」どっちを優秀かといえば後者ですよね。
仕事において、期限と約束は最低限守るべきものです。
約束したことは必ず守り、優先順位をつけて期日までに仕事を終わらせましょう。
そうすることで、整理整頓と生産性を維持し、あなたが真剣に仕事に取り組んでいることを示すことができます。
③他人のせいにしない
仕事をしていて、責任を他人に押し付けないことも重要です。
困難やミスに直面したとき、守りに入ったり、誰かに責任転嫁するのは簡単。ただこの簡単な道を選びつづけると、経験が積めず成長しないので、周囲からどんどん見放されていきます。
プロフェッショナルであり続けるためには、自分の行動に責任を持ち、他人を責めないことが大切です。
仕事で怒られるのは上司のせいかも
ここまで、上司が部下を怒るのは当然。部下は未熟で無能。
なんて話をしましたが、上司自身が悪い場合があることを忘れてはいけません。
上司は怒りたくて怒っている
上司は「怒りたいから怒っている」という可能性もあります。
例えば、上司自身が管理職で、自分の仕事の状況から大きなプレッシャーを抱えている場合、怒りをぶつけて、部下に八つ当たりしている。こんなケースはよくあること。
私自身も、営業時代にノルマ達成しないと暴言や陰で蹴られたりしてました。その上司もノルマ達成してなくて、さらに上の上司から怒られてたから、「八つ当たりかよ…」って感じでしたね。
弱い立場の部下をいじめている
また、上司は部下が何をやっても反撃してこないことを知っていて、怒っているケースもあります。
誰かに八つ当たりしたいとき、反抗してくるヤツと何も言わず言うことを聞くヤツ。圧倒的に後者タイプの部下がターゲットになりやすいです。
理不尽に怒るタイプの上司は、年齢は上でも精神年齢は未熟です。
正直、上司が「怒りたくて怒っているのか」判断するのは難しいかもしれません。ただ、どんな理由であれ理不尽に怒っていい理由にはなりません。
あまりにひどい叱責は、あなたのせいではないことを知っておくことが重要です。
どうしてもつらいなら逃げだすべき
前述したように、上司に怒られる理由はあなたにない場合もあります。
こんな職場は、今すぐ逃げ出しましょう。
理由は、他人は変えられないからです。
今まで生きてきて、先輩を注意したら、翌日からおとなしくなった。上司に反論したら、「ごめんなさい」と謝られた。こんなことないですよね。
人間、他人にいくら言われたって変わりません。
つまり、否定しキレてくる人は、あなたを永遠に否定し続けます。
となれば、 逃げ出すしかありません。
具体的には、部署異動 or 転職です。
私自身、 否定してくる上司に悩まされ続けた。いつか何かのきっかけで変わるんじゃないか。 そう思ったけど、あっという間に4年経過。 何も変わらなかった。でも転職後は、ストレスフリーに生活できてます。
今の場所にいる限り、 何も変わりませんません。
理不尽にキレられたくないなら、今すぐ逃げ出すべき。
ぜひ勇気を持って行動してください。
今回は以上。
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