仕事が早いって迷惑なことなの?遅くて怒られるのはわかるけど、早くて怒られるのは意味わからん!
こういった疑問に答えます。
- 仕事が早すぎる人が迷惑な理由
- 仕事が早すぎる人の特徴
- 仕事が早すぎる人の改善策
- この記事を書いてる人
この記事を書いてる私は、転職経験者で社会人6年目の29歳。前職では仕事が遅すぎてキレられ、今は仕事が早すぎて「仲間はずれ」にあっています(;´д`)トホホ…
そんな経験をしてる私が、「仕事が早すぎるとなぜ迷惑なのか」について考察します。
この記事をよめば、仕事が早すぎることで職場にどんな影響があるかわかり、一緒に仕事するメンバーから嫌われずに済むはず。
ぜひ最後までご覧ください。
仕事が早すぎる人が迷惑な理由
仕事が早すぎると職場に迷惑がかかる理由は、以下の3つがあるかと。
- 周囲に仕事が遅いと思われる
- 雑な仕事でイライラする
- 収入が減って困る
それぞれ具体的に解説します。
理由①:周囲に仕事が遅いと思われる
仕事が早すぎると、周囲の仕事スピードが相対的に遅くなるので迷惑となります。
例えば、納期まで1ヶ月の仕事がある。Aさんは2週間で完了。Bさんは3週間で完了した。この時、AさんのせいでBさんは仕事が遅く見えてしまう。納期に間に合っている、むしろ早いくらいなのに。
仕事が早すぎる人がいると、それより仕事遅い人がサボっているみたいになる。
その結果、嫉妬心から嫌われてしまうことが多々あります。
特に日本人は「同調圧力」が強い国。まわりと違う行動をとっている人を「仲間はずれ」にする傾向がある。
「仕事早い」は会社にとって○だけど、周囲の人間的には×なワケです。
理由②:雑な仕事でイライラする
仕事が早すぎると雑になってしまい、職場に迷惑がかかってしまいます。
仕事が「早くて丁寧」は一番良いこと。しかし、早くて丁寧な人はそう何人もいません。たいていは「早くても雑な人」ばかりのはず。
スピードを上げれば質が落ちるのは当然。
そして、そんな雑な仕事を見逃さない「完璧主義者」はどの職場にも必ずいます
実際私の上司は、書類の日付から語尾の統一、ハンコを押す位置までこだわる完璧主義者。私は毎日めんどくさそうに修正依頼をこなしています笑
仕事の早さは重要。だけど、雑すぎると完璧主義な相手をイライラさせるので注意です。
理由③:収入が減って困る
「仕事が早すぎると収入が減って困る」というレアケースもあります。
自分の仕事が早く終わったからと、周囲の仕事を手伝ってしまった場合、その人が残業できなくなり、収入が減るのでイライラさせてしまうなんてパターンがあるのです。
実際、私の友人が体験した話。自分の仕事が空いてきたので、忙しそうな上司の仕事を代わりにやってあげた。そしたら、上司が大激怒。「俺の仕事に手を出すな」と大声で怒鳴りつけたそうです。
「生活残業」と言われていたように、昔の人にとって残業あってこその月給
なので、仕事を取られた上司はキレた。
もちろん、部下に仕事を取られ「ダメな上司」と思われるのがイヤというのもある。でも、やはりお金のために働いているので、お金の問題もあるのかなと考えてます。
「忙しそうだから代わりに仕事やってあげよう」という親切心が、周囲に迷惑をかけてしまう可能性もあるのです。
仕事が早すぎる人の特徴
続いて、仕事が早すぎる人の特徴をご紹介します。
- 手の抜き方が上手い
- 計画性がある
- 優先順位をつけてる
特徴①:手の抜き方が上手い
仕事が早い人は、手の抜き方が上手。
常に全力で仕事していると、疲れてきて効率が悪くなり余計に時間がかかる。
でも、仕事の本質のみに時間をかけるようにして、他の無駄仕事は手を抜くようにすると効率よくこなせる
仕事が早い人は、仕事を真面目にやる部分、やらない部分のメリハリがしっかりしています。
たまに「おっとりしているのに仕事早い」みたいな人がいますよね。
これは、単純な仕事スピードは関係なくて、メリハリつけて仕事してる証拠なのです。
特徴②:計画性がある
仕事が早い人は、時間単位で流れるように仕事してる人が多い。
これは、ちゃんとスケジュールを組んで、計画的に仕事をこなしているからです。
常に先を見て行動しアポイントや資料準備を行っているので、無駄な作業がありません
やはり、仕事を早くするには「準備8割」。仕事を完成させるまでに、仕事の全体を把握し、どれだけ細かい計画を立てれるかが重要となってくる。
仕事が早い人は、この「計画・スケジュー ル」の重要性を一番わかっている人です。
特徴③:優先順位をつけてる
仕事が早い人は、どんな仕事にも優先順位をつけて着手しています。
当日期限のものは必ず当日にやる。先にやらないと他の仕事が進まない仕事は、先に手を付けておくなど。
スケジュールを見ながら、その日に着手するもの、後回しにするものを決定すれば、着実に仕事を進められます。
私自身、マイルールとして「上司からの依頼は自分の仕事より優先する」を決めてるんですが、このルールを始めてから上司から高評価もらえるようになった。前は仕事できない無能だったんですけどね。
優先順位を見極め、緊急の仕事や重要な仕事を優先すればそう怒られることはない。
仕事が早い人は、余計なものは後回しにして、緊急かつ重要な仕事を優先するから仕事ができるように見えるのです。
仕事が早すぎる人の改善策
仕事が早すぎる人がするべき改善策は、嫌われる勇気を持つことだと考えます。
なぜなら、仕事が早くて悪い事なんてないからです。
会社の目的は、お金を稼ぐこと。であれば、少ない労力で最短で売上をあげようとする「仕事早い人」を否定できないはずです。むしろ、全社員が見習うべきだと思います。
それに、会社はあくまで「働く場所」で、職場の人と仲良くする場所ではない。まわりに嫌われようがなんだろうが、売上をあげた人が正義です。
たしかに、職場の人とコミュニケーションが取れないことで雰囲気が悪くなり、仕事がしづらくなる。なんて影響はあるかもしれない。けれど、「仕事が早すぎて自分は遅く見える」とか「仕事奪われると困る」とか。これは会社の問題ではなく、個人の問題。そんな個人の問題に対してあなたは無関係。最低限のコミュニケーションを取って、仕事を最速で終わらせる方が重要に決まってます。
ユダヤ教の教えで、好意の1対2対7の法則というものがあります。
10人の人がいるとしたら、そのうちの1人はどんなことがあってもあなたを批判する。あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。そして10人のうちの2人は、互いに全てを受け入れ合える親友になれる。残りの7人は、どちらでもない人々だ。
引用元:ユダヤ教の教え、『嫌われる勇気』
このように、職場にあなたを嫌いな人が10%はいる
逆に、あなたを大好きな人は倍の20%もいるのです。
たった10%の嫌いない人に時間を使わず、あなたのことが大好きな20%の人と関わる時間を増やしましょう。
そっちの方がストレスも減るし、楽しく仕事できるはずです。
ぜひ「嫌われる勇気」を持ち、会社のために仕事を早くこなしていきましょう。
今回は以上。
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