ロジハラって何が悪いの?正論なのにハラスメントとなる意味がわからん。
こういった疑問に答えます。
- ロジハラとは
- 【口コミ】ロジハラって何が悪いの?意味不明
- ロジハラと言われる理由
- 【動画】指摘・指導とロジハラの境界線
- ロジハラと言われないための回避方法
- この記事を書いてる人
この記事を書いてる私は、上記のとおり、ブラック企業勤務でうつ病になった29歳男。理不尽な指示だけでなく、正論で詰め寄られる場面が何度もあり、その度に泣きながら帰宅していた。
そんな経験をもつ私が今回「職場でロジハラが叫ばれる理由」について徹底解説していきます。
この記事を読めば、ロジハラについて理解でき、ロジハラと言われないための方法がわかります。
「ロジハラって意味わからん!」と思う方は、あなた自身が下にロジハラしているかもしれません。
ロジハラと言われないためにも、ぜひ最後までご覧ください。
ロジハラとは
ロジハラとは「ロジカルハラスメント」の略で、正論を突きつけて相手を追い詰めること。
セクハラやパワハラのように、相手が精神的に圧迫されて仕事に影響がでてしまうため、ハラスメントの一種となっているようです。
【口コミ】ロジハラって何が悪いの?意味不明
仕事中に正論を言わなければならない場面はどうしてもありますよね。
「正論言ってるのにロジハラなんて意味不明!」という意見が圧倒的に多い反面、「正論で傷つけるのは良くないよな…」という意見も一部ある印象でした。
ロジハラと言われる理由
結論いうと、ロジハラと言われる理由は「相手に無関心だから」です。
具体的に解説していきます。
ロジカルが悪いワケではない
まず大前提ですが、ロジカルがダメなワケではありません。
なぜなら「ロジカル」は相手を納得させるため必要なことだからです。
例えば、明日まで締め切りの仕事がまだ終わってない部下がいる。その部下が急に「明日会社休みます」と理由なしに言ってきた。となれば当然「何で休むんだ?休まれると困る」と納得できないですよね。でも、部下が「医者に行くので明日休ませてください」と言ったら、納得するはずです。
主張に根拠を加えれば、相手を納得させることができる。
論理的に会話することは、社会人として必須のスキルです。
なので、ロジカル(論理的)な考えを捨てる必要はありません。
論理的すぎるとイライラする
ただし、論理的すぎると相手をイライラさせる場合があります。
なぜなら、人間は感情で動き始め、論理で納得する生き物で、どれだけ正しくても、感情を無視してると人は動かないから。
例えば、先ほどの事例。部下が「医者行くので明日休ませてください」と言った後、上司が「いやいや、仕事の締め切りは明日。休むなんて許さない」こんな正論を上司が言ったら、部下は「わかりました」と口では言いますが、内心はもう上司を嫌いになっています。
上司の言っていることが間違っているわけではない。ですが、相手の気持ちを無視して正論をつきつけると、確実に嫌われる。
これに加え、部下は本当に嫌でも本音を言わない傾向があるので、上司側が部下を「心理的に圧迫している」いわゆるハラスメントだと気づきにくい。
ロジハラは、怒鳴ったり殴ったりしなくても、水面下で起こっているものなのです。
大事なのは「共感」と「言い方」
論理的な考えは非常に重要。ただ、論理的すぎる、正論すぎると嫌われる。
結論いうと「共感」と「言い方」が大事になってきます。
例えば、「医者行くので明日休ませてください」と言われた。でも仕事締め切りは明日。そんなときに、正論で屈服させるのではなく「どうしても君の力が必要なんだ。ほんとに申し訳ないんだけど、通院日をずらすことはできないかな」こう言えば、「わかりました。別の日に行きます」となるかもしれません。
論理的ではなく相手に共感した言い方にすれば、部下の指示を聞いてくれる可能性がグッと上がります。
仕事って、ルールに縛られた「やらされ仕事」だと楽しくない
でも、自分を気遣ってくれる上司からの仕事、依頼だとやる気がでてくる。
ロジハラと言われるのは、言っている内容が悪いのではなく「共感が足りないせい」で起こるものだと思います。
【動画】指摘・指導とロジハラの境界線
では、指摘・指導の境界線はどこなのか。どうすればロジハラと言われないのか。
この答えについては、以下の動画をご覧ください。
ロジハラと言われないための回避方法
それでは、次にロジハラと言われないための方法を2つご紹介します。
- 相手の気持ちを考える
- 言い方を優しくする
方法①:相手の気持ちを考える
1番大事なのは、相手の気持ちを考えること。
「論理的に話して納得させること」は、相手に反論の余地をなくす行動とも言える。
相手が反論できないということは、指示というより「強要」。この「強要」感が、ロジハラの原因になってきます。
なので、論理的な考えはもちつつ、相手に共感する話し方にすればハラスメントなんて言われなくなります。
例えば、話始めに「忙しいとこ申し訳ないんだけど」や「君にぜひ任せたい仕事なんだけど」とか。この言葉をはさむだけで、共感が得られ依頼が通りやすくなります。
「論理より共感」を意識して、相手と接するようにしましょう。
方法②:言い方を優しくする
言い方を優しくすれば、ロジハラなんて言われません。
「ハラスメント」に当たるということは、相手を精神的に追い詰めているということ。
極論いうと、キツい言い方をやめればいいです。
私の上司は常に正論ばかり言う人で、「こんなこともわからないの?」「知ってて当然だよね?」みたいな言い方にいつも腹が立ってた。それに、正論なので反論できるわけない。こちらが不快になるばかりで、その上司とはできるだけ関わらないように仕事してた。
「正論+キツい言い方」は相手を精神的に追いつめます
なので、言い方を優しくする。
これだけで「ロジハラ」なんて言われなくなります。
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