自分の話ばかりする人がくそうざい…。さすがに関わるの疲れた。こんな人と今後どう関わればいいんだろう。
こういった悩みに答えます。
- 自分の話ばかりする人の特徴と心理
- 自分の話ばかりする人への対処法
- この記事を書いてる人
この記事を書いてる私は、上記のとおりブラック職場経験者。周囲には、他人の話を聞かず自分の話だけ語るようなおっさんばかり。「意見出せ」と言われて意見出しても、すぐ否定してくるような環境でうつになり、逃げ出すように転職しました。
そんな逃げ出した私が「自分の話ばかりする人の特徴・心理」についてご紹介。
記事後半では、個人的に効果的だった「自分の話ばかりする人への対処法」をご紹介します。
この記事を最後まで読めば、自慢話ばかりされてもイライラしなくなり、人間関係のストレスが軽減するはずです。
それでは早速ご紹介していきます。
自分の話ばかりする人の特徴・心理
自分の話ばかりする人の特徴・心理を5つにまとめました。
- まわりから認められたい
- アドバイスをしたい
- 自己中心的
- 孤独が嫌い
- 現状に不満がある
特徴①:まわりから認められたい
自分の話ばかりする人は高確率で、まわりから認められたいという「承認欲求の塊」です。
このタイプは、自分に自信がないと思っている場合が多く「他人からどう見られているか」をかなり重要視しています。
要は、自慢話をして「ほんとすごいね」や、悲しい話をして「つらいけど頑張っているね」と相手から評価してほしいのです。なので、相手に話をさせる隙を与えず、常に自分のほしい回答が得られるようにたくさん話すというワケ。
「自分の話ばかりする=承認欲求」という解釈でほぼ間違いないかと思います。
特徴②:アドバイスをしたい
自分の話ばかりする人は、アドバイスをしたいという心理を持っています。
なぜなら、アドバイスをして相手から褒められたいから。
職場の先輩のNさん。「○○について教えてください」と仕事の質問をすると、いつも「これ実は昔にね・・・」とあまり関係ない自分の体験談を語り始める。こっちは答えだけほしいのに。
自分の話ばかりの人は、協調性がなく空気を読めない傾向がある。
なので、相手の話も全て自分の体験談に置き換えてアドバイスしてきます。
たしかに体験談からアドバイスするのは悪いことじゃない。でも、相手に関係ない個人的な事例だと全く参考になりません。
その結果、求められてもいないアドバイスをしてしまうことが多々あります。
特徴③:自己中心的
自分の話ばかりをする人は、自己中心的な性格が多いです。
自己中心的な人は、相手のことを考えず空気も読めない。
会話していて「自分のために時間を浪費させている」という感覚が全くありません
なので、時間を気にせず自分の好きなように話を続けます。
その結果、自分の話ばかりになるのです。
特徴④:孤独が嫌い
自分の話ばかりの人は、孤独や沈黙が嫌いなケースがあります。
①、②で話したとおり、自分の話ばかりの人は承認欲求が強い。
なので、「自分の話に興味を持っているか」を気にしながら話しています
私は転職前、IT営業職だった。客先では、商談中の孤独感と沈黙に耐えられず、いつも自分の話ばかり。相手はもちろん呆れていたので、契約が全く取れなか った。
存在を認めてほしいあまり、相手を無視して話してしまう。
孤独や沈黙が嫌いな人は、おしゃべりな人が多いです。
特徴⑤:現状に不満がある
自分の話ばかりの人は、現状に不満がありストレスを抱えている人が多い。
そして、そのストレスを発散するため自分語りをしています。
「カウンセリング」という言葉があるように、誰かに話すことはストレス解消につながることがわかっている。これは、悩みを言葉にすることで開放されるためだそうです。
「ストレス解消のために話そう」と意識的に自分語りをしている人は少ないはず。
おそらく本能的に、「自分の話をする=ストレス解消」に気づいて、話をしているのだと思います。
自分の話ばかりする人への対処法
続いて、自分の話ばかりする人への対処法を3つご紹介します。
- 話を続けようとしない
- 信頼できる人に相談する
- 縁を切る
下にいくにつれ難易度が上がっていくので、まずは①から試すのがいいかもです。
対処法①:話を続けようとしない
一番簡単で効果的な対処法は「話を続けようとしない」です。
前述したとおり、自分の話ばかりする人は「相手に話を聞いてもらいたい」という気持ちが強い人。
そして、あなたと会話していてリアクションがいいから気持ち良く話し続けています
つまりは、このリアクションをなくせば相手は話す気がなくなるワケです。
実際、研修で「相手の話に全くリアクションしない」というのをやりましたが、かなりしんどかった。やればわかるけど、相手の目線・相づち・仕草などが全くないと会話って本当にできない。
あなた自身が相当な「聞き上手」で、相手が気持ちよく自分の話をしているだけ。
となれば、話を続けさせないように、相づちせず「なるほど」とテキトーに聞き流していれば、相手はきっと諦めてくれるはずです。
私自身、この対処法を別部署の嫌いな上司に実行。毎日クソつまらない話をしに来ていたのに、翌日から2年間全く来なくなった。
相手に嫌われる覚悟をもって実行してみれば、わりとカンタンに距離をおけますよ。
対処法②:信頼できる人に相談する
次に、信頼できる人に相談することも良い対処法です。
自分の話ばかりする人がいて、その人に注意したところで変わる可能性は限りなく0に近い。
でも、あなた以外の人からの注意なら簡単に変わるなんてことは多々あります。
私自身、
- パワハラ課長がいたけど、私の先輩が部長に私へのパワハラをチクったら、その課長が左遷された
- 私だけに無礼な後輩がいたけど、私の先輩が後輩に説教したら翌日から改心した
こんな感じで、あなた1人では解決できなくても、信頼できる人に助けてもらえば解決できる可能性があります。
それに加え、前述したとおり、誰かに相談することであなた自身のストレス解消になる
「誰かに相談する」だけで、問題解決の可能性が上がるし、ストレス解消になるし。まさに一石二鳥なワケです。
もしまだ誰にも相談してないなら、すぐに相談することをおすすめします。
対処法③:縁を切る
3つ目は、縁を切ること。
対処法①、②を試しても、状況が何も変わらない。
ということは、今後何をやっても相手の性格が変わることはほぼありません。
相手が変わらないので、結局は縁を切るしかありません
たしかに、極端すぎる考えかもしれません。がしかし、縁を切らなければ、永遠にその人の話を聞くことになり、時間の無駄でもったいないです。
家族や直属の上司など、頻繁に会う人なら縁を切らなくてもいいかも。
でも、あなたの人生に関わりのない他人なのであれば、ソッコーで縁を切ることをおすすめします。
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