退職伝えたけど、よく考えたら言わない方が良かったのか?今頃、退職撤回って恥ずかしいよな…
こういった悩みに答えます。
- 退職撤回は恥ずかしい
- 退職撤回を後悔してしまう理由
- 退職撤回した方がいいケース
- そもそも退職撤回が認められない場合
- 本記事の信頼性
この記事を書いてる私は、2019年12月に上司に退職を申告。その後、転職後が不安になり「やっぱ辞めない方が良いかな」と思った時もありました。でも転職した今、「退職してホント良かった!」と胸を張って言えます。
そんな私が今回「退職撤回すると後悔してしまう理由」を解説。
この記事を読めば「今の会社に残るべきか」「転職すべきか」ハッキリするはず。
記事後半では「退職撤回が認められないケース」もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
退職撤回は恥ずかしいし後悔しかない
退職撤回は、超恥ずかしいし後悔しかないです。
そもそも退職自体、軽々しく上司に言うことではない
その退職を撤回するんだから、社会人として恥ずかしいに決まってます。
とはいえ、退職撤回を全否定するつもりはありません。
一瞬の気の迷いで退職を決意。冷静に考えたら退職しない方がいいと気づくことだってあるはず。でも一度退職を伝えると、上司もさらに上の上司に相談したり、後任者を考えたり。「退職を伝える=迷惑がかかる」なので、撤回なんてしたら「もっと早く言えよ…」と上司を落胆させてしまいます。
全否定はしないけど、退職撤回って割とデメリットの方が大きいかと。
Twitterで調査してみると、
やはり「辞めて良かった!」という人の方が多いようです。
退職撤回を後悔してしまう理由
退職撤回を後悔してしまう理由を3つご紹介します。
- 上司に言いくるめられてるだけ
- 職場環境は改善しない
- 転職するなら早めがいい
順番に解説します。
理由①:上司に言いくるめられてるだけ
退職撤回を後悔するのは、上司に言いくるめられてるだけだからです。
退職を伝えると引き止められますが、上司の言葉のほとんどは嘘です。
引き止めの時、「うちにはお前が必要なんだ」とか「いなくなったら困る」とか必ず言われます。この言葉のほとんどは嘘。なぜなら、今まで何も変わってないから。あなた自身が必要な存在なら、あなたの言い分をよく聞いて、上司の態度も変わっていたはず。でも、何も変わってない。
上司が退職時の引き止めで言うことは、嘘の綺麗事。
あなたが退職を撤回したら、いつもの厳しい上司に戻ります。
残っても何も変わらないんです。だから、撤回したら後悔します。
相当信頼していない限り、上司の言葉は信じない方がいいですよ
理由②:職場環境は改善しない
退職撤回を後悔するのは、残っても職場環境が何も好転しないから。
あなたはきっと、今の職場環境が嫌で「退職」を決意。退職の面談でも「部署変えるから」「昇格させるから」と。甘い言葉をかけられたはず。
退職の面談での言葉はほぼ嘘で、職場環境なんて良くなりません。
今まであなた以外にも退職者はいました。退職の面談も何回もあったはず。でも職場環境は、良くなってない。
つまり、過去の退職された方の意見は、反映されてない可能性が高い
そんな状況で、あなたの引き止めをきっかけに何か変わるでしょうか。きっと何も変わりません。
まさに「口だけ」で、ちょっとは良くなるかもしれませんが、すぐに元に戻ります。
退職を撤回したところで職場環境は改善しない。撤回したことをいずれ後悔します。
理由③:転職するなら早めがいい
転職するなら早めがいいので、退職撤回するのはもったいないです。
厚生労働省によると、35歳未満なら「積極的に採用」するが、35歳以上だと年齢が高くなるにつれ採用の積極性が弱まるというデータが出ています。
企業側も将来を考え「若くてやる気のある人」を育てたいので、年齢が高くなるにつれ転職は厳しくなるかと。
それに私個人としては、このデータ関係なく「若いうちに一度は転職しておくべき」と考えています。
なぜなら、同じ会社にいると固定観念がすりこまれて、柔軟な考えができなくなるから
職場で避けられてる人って、だいたいその会社で長く働いてる人。長く働くことで、地位とプライドだけ高く頑固になり、まわりに合わせられず嫌われるパターンがよくある。
「転職したヤツだけが勝ち組」なんて全く思いません。
でも、柔軟な考えをもち会社で必要とされる存在になるため、早めに転職を経験するのはありかと。
退職撤回した方が良いケース
ここまで「退職撤回した方がいい!」と断言してきましたが、退職撤回しない方が良いケー スもあります。
転職経験者として感じた「今の会社に残った方がいい場合」を3つにまとめました。
- 今の仕事が好き
- 採用1、2年目以内
- 転職後の目的が決まっていない
それぞれ具体的にご紹介します。
ケース①:今の仕事が好き
今の仕事が好きなら、そのまま会社に残ってもいいかも。
というのも、好きな仕事ってほんと出会えないから。
好きな業界を絞って、無事内定をゲット。期待に胸を膨らませ入社してみたら、想像してた仕事と違って萎える。こんなことがよくあります。
求人サイト「ビズヒッツ」さんの調査によると、「新卒3年以内で転職した理由」の第1位は「仕事内容が合わないから」でした。
新卒3年以内でなくとも、「仕事内容が合わない」は転職理由の常に上位にいます。
それくらい、理想と現実が違っているということ。逆に言えば、満足する好きな仕事に出会うって奇跡の確率なんです。
ちょっと不満はあるけど、今の仕事が好きという方。退職してしまうと後悔するかもしれません。
今の仕事が好きなら、退職を考えて直していいかもです。
ケース②:採用1、2年目以内
採用1、2年目以内の方も、退職撤回した方がいいかも。
採用1、2年目って正直早すぎ。まず転職活動で「採用1年で辞めました」というと、面接官は「こいつ、うちに来てもすぐ辞めるんじゃ…」と不信感をもたれます。
それに、採用1、2年目で早々辞めたら「逃げ癖」がついて、次の会社、また次の会社と転職続きの人生になるかもしれません。
たしかに「上司がヤバい性格」「職場がブラック」だったら、採用1、2年目で辞めるのは全然あり。
でも「会社に入るのは、あなた自身が決めたこと」なので、もう少し続けてみる。一度決めたことを「やり遂げる力」っていうのも大事かと。
辞めるときは、その会社で学べることを全部学んだときです。
ケース③:転職後の目的が決まっていない
転職の目的が決まってない場合も、退職撤回した方が良いです。
今後、転職活動をするにあたって、必ず聞かれるであろう「前の会社を辞めた理由」と「志望動機」。
転職の目的が決まってないと、この2つがちゃんと答えられないので、面接官に見抜かれてしまいます
転職活動は新卒とは別。面接官は「即戦力」として入社希望者を見ているので、志望動機が明確じゃない人を簡単に採用しません。
「なんとなく」という理由で、退職するのはリスクだらけ。
恥ずかしくても、今すぐに退職撤回すべきです。
退職撤回が認められないケース
そもそも「退職撤回が認められないケース」というのがあります。
それは、退職届を出したかどうかです。
退職届を提出していたら退職撤回はできません。でも、退職願を提出しているだけなら、何とか間に合うかもしれません。
退職届と退職願の違いは以下の記事をご覧ください。
コメント
コメント一覧 (2件)
この記事を読ませていただき共感いたしました。
たぶん、共感したくなかったら記事を見ていませんが…笑
退職を申し出て、周りの同僚たちからの引き留めで考え直しもう少し頑張るかと思って退職撤回を申し出ましたが、現在本当に良かったのかと悩んでおります。結局、残業が多いので子育てに時間が取りづらく時間をとる選択で内定をいただいのですが、最終的には、お金だよ。と周りからの説得もあり残ることになりました。
役員からは、残ってもらえて本当に嬉しいよ。と言ってもらえてますが、よくよく考えると自分の評価のためだろうな。と…
中間層からは、扱いづらいと言うことで部署異動となり、受け入れ先もあまり良いふうに思っておりません。当然ですよね。
幸い受け入れ部署の直属上司だけは、自分の昇進を捨てた人なので快く受け入れてくれて毎日、来てくれて助かるわ〜って言ってくれてますが。
本当に撤回したことが良かったのかと毎日悩んでます。年功序列型の会社なので普通に過ごせばある程度までは、年齢で昇進するらしいのですが。
現在36歳。非常に難しい決断をしてしまいました。
コメントありがとうございます。
あなたの決断は間違っていないと思います。
退職撤回して、周りから「残ってもらえて嬉しい」「来てくれて助かる」
こんな言葉をかけてくれる素敵な職場は少ないからです。
しかし、人間は嘘をつく生き物。
最初は「助かる」と言っても、心の中では思っていないかもしれません。
本当に「残って欲しい」と思うなら、仕事を減らしてくれたり、
何かしらの業務改善があるはずです。
もし何も環境が変わらないのであれば、もう一度転職を考えてみてください。
私個人としては、お金より「家族との時間」と「あなた自身と家族の健康」が第一だと思います。