ある社員が、急に愚痴を言わなくなった。なんで急に?愚痴言わなくなった人の心理を教えて。
こういった悩みに答えます。
- 愚痴を言わなくなったら…
- 愚痴を言わなくなった人の心理
- 本記事の信頼性
この記事を書いてる私は、新卒1年目から愚痴ばっかでしたが、ある日を境に、 一切愚痴を言わなくなりました。理由はタイトルにもあるように「退職を決めたから」
私と同じく辞めた先輩、同期も、退職を決めてから愚痴が確実に減っています。
今回は「なぜ急に愚痴を言わなくなるのか」その真相を、若手の目線で語りたいと思います。
この記事を読めば、 きっと「愚痴を言わなくなった人の心理」 がわかるはず。
愚痴を言わなくなったら退職のサイン
結論、愚痴を言わなくなったら退職のサインです。
なぜなら、愚痴は期待とのギャップで生まれるものだから
例えば、
- 上司の態度がムカつく → 性格いい上司になってほしい
- 給料低い → 給料上がってほしい
という期待が裏に隠れてる。
愚痴を言うってことは 「現状満足してないから、 早く良くなってくれ!」 という期待や希望が少し込められています。
逆に言えば「愚痴を言わない=何も期待してない」ってこと
愚痴を言わない人は、何にも期待してない。 会社の未来に興味がない。
まさに、退職のサインなのです。
自分の意見を言うようになったら
とはいえ、確実に「愚痴を言わない=退職のサイン」 なわけではないです。
判断基準としては「自分の意見を言うようになったか」 が重要かと。
例えば「あいつの対応クソめんどい」って陰で言ってたのに、本人に向かって「そういう態度良くないですよ」と注意した。これはポジティブな変化。
主体的になったってことは、自分から会社・環境を変えようと行動する気があるってこと
こんな人が退職を口にするはずありません。
辞める会社なんて、興味ないですから。変えようと労力を使うはずない。
「愚痴を言わない+自分の意見を言う」は、退職のサインではないですね。
自分の意見を言わないなら、退職のサインかも。
>>【イライラ解消】自分の意見を言わない人の7つの特徴と5つの対処法
愚痴を言わない人の心理
それでは、 愚痴を言わない人の心理をご紹介します。
ブラック企業出身の若手として、 嘘偽りなくまとめました。
- 愚痴を言っても何も変わらない
- 相手を不快にすると気づいた
- 仕事に関心がない
それぞれ具体的に解説します。
①愚痴を言っても何も変わらない
愚痴を言わないのは、愚痴を言っても変わらないと悟ったから。
例えば、上司に「仕事きついです」と言っても「俺の若い頃もそうだった、ガンバレ」と言われた。これだと何の解決にもなってないですよね。
愚痴を言って何も状況が良くならないと気づいたとき、人は愚痴言うのをやめます。
ついでに、退職も頭によぎるはず。
たしかに、給料が低いとか簡単に変えられないこともある。でも、何も変わらないと社員は失望して、他社に逃げちゃいます。
愚痴言っても変わらないと悟ったとき、急に愚痴を言わなくなります。
②相手を不快にすると気づいた
相手を不快にすると気づいたとき、 愚痴を言わなくなります。
私自身、いつも飲み会で上司の愚痴を言ってた。でもある日、同期の愚痴を聞きすぎてたら、気分悪くなってきた。そして、気づく。自分も友達に同じようなことをしてたことに。
愚痴って、本人はスッキリするけど、 相手は不快に思うことが多い。
たしかに共通で知ってる人の悪口ならまだ盛り上がれるかもですが、知らない人の悪口ってずっとは聞いてられない。結局、途中で不快に思い始める。
愚痴を言いすぎると、人も離れていき、待っているのは孤独。
愚痴を急に言わなくなった人は、愚痴が相手を不快にさせると気づいたのです。
③仕事に関心がない
前述したとおり、愚痴は期待とのギャップで生まれるもの。
会社や上司、仕事に期待しなくなると、愚痴なんて言いません。
前職、IT企業の営業職でしたが「営業きつい」と言っても、仕事は増えるばかり。上司に相談しても「俺たちの時代の方が大変だった」と言われる始末。結果、退職しました。
仕事自体に興味がないと、環境をよりよくしようという発想が生まれない。
結果、愚痴も意見も言わなくなるのです。
愚痴を言わなくなったら、 じっくり観察しよう
愚痴を言わなくなった社員がいたら、じっくり観察しましょう。
まずは発言、行動が「主体的」かどうかを見れば、「退職を考えているのか」がわかります。
他の退職前の兆候に関しては、【暴露】優秀な人が辞める5つの理由と連鎖退職を止める方法を解説!をご覧ください。
困ったことある?はNG
ここで大切なのは、間違っても「何か困ったことある?」 と聞かないこと。
相手との関係性によりますが、ほぼ 100%で大丈夫じゃなくても 「大丈夫」 と答えます。
この質問で本音を答える関係性なら、本人から相談しに行ってますから。実際私のまわりの先輩、同期は皆 「大丈夫」 と言っていたのに辞めてます。
質問ではなく、観察しましょう。
観察すれば、 見えてくるものがあるはず。
人間関係について、問題が向こうからやってくるなんてことはゼロ。
自分から問題をキャッチしにいきましょう。
今回は以上。
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