優秀な人から退職のお願いが。退職はほぼ確実だし、辞めた後どうなるんだろう。
こういった疑問に答えます。
- 優秀な人が辞めた後はどうなる?
- こんな人が辞めたらヤバい
- 優秀な人が辞める兆候
- 本記事の信頼性
この記事を書いてる私は、社会人6年目。転職経験者で、前職は4年間、IT企業の営業マンをしていました。
パワハラ上司はいたものの、頼れる先輩がいたので、わりと楽しく働いていました。
でも、その先輩が急に退職。優秀な人だったので、部署内は大混乱。
そして、私も被害を受けました。
今回はそんな実体験をふまえ「優秀な人が抜けた後の会社」について語りたいと思います。
優秀な人が辞めた後はどうなる?
優秀な人が辞めた後の会社は、まさに地獄。
最終的にとんでもないことになります。
実体験をまじえ、お話していきます。
後任の業務量が激増する
優秀な人が抜けると、引き継ぎした後任社員の業務量が激増します。
私の先輩で優秀な人Tさん。Tさんの後任が私。退職前は、Tさんに聞けたので問題解決も早かった。でも、退職したらTさんに聞けないので、お客様に詳細を聞かなきゃいけない。その結果、Tさんにとって簡単な仕事でも、私はかなり時間がかかる。
前任者に聞けず時間がかかるので、業務がなかなか終わらない。
また、優秀な前任者からの業務量はハンパない。
余計時間がかかる上、大量の業務が後任者にのしかかります。
ストレスで若手が潰れる
大量の業務がのしかかり、若手はストレスで潰れます。
優秀な人の後任者って若手が多い。なぜかと言うと、管理職側は「若手に経験を積ませて早くリーダー格にしたい」から。でも、これが実は逆効果。
経験を積ませたいと思っても、いきなり大量の業務を任されたら若手はパンクしちゃいます。
実際私はパンクした結果、ストレスでうつに。全身にじんま疹がでて、急患行った日もありました。
プライベートを重視したい若手にとって、大量の業務は死刑宣告。
ストレスがたまって、会社への不満がどんどん増大していきます。
若手の連鎖退職が止まらない
会社への不満が増大し、最終的には退職していきます。
そして、この後任者の退職がきっかけで退職の連鎖が起こります。
実際私の職場も、優秀な人の退職をきっかけに、20代若手が数ヶ月で4人も辞めました。20代全体は40人程なので、4人退職って異常事態です。
後任者が退職すると「次の後任者の業務が増える→ストレスでつらくなる→退職→次の後任者の業務が…」と最悪のループに入ります。
優秀な人1人辞めるだけで若手の連鎖退職が起こり、会社内の高齢化が加速。
数年後には、倒産する可能性だってあるかと。
こんな人が辞めたらヤバい
では、具体的にどんな人が辞めたらまずいのか。
優秀な人の基準をご紹介します。
- 特別な仕事をしている
- リーダー候補
①特別な仕事をしている
特別な仕事をしている人は、優秀。というか辞めたらまずい。
特別な仕事とは、
- 長年単独でやってる仕事がある人
- 会社の大口取引先を担当している営業マン
- 波に乗る新規事業のリーダー
これらに該当する人は、辞められたらまずい。
だって、誰も何もわからないから。
引き継ぎがあるとはいえ、退職したら何も聞けない。担当が変わって信頼を失い、取引先から契約解除。業績悪化で、給料ダウン。
こんな未来が容易に想像できます。
②リーダー候補
リーダー候補も辞めたらまずい。
リーダー候補が辞めたら、次のリーダーを育てなきゃいけない。
でもそのリーダーが辞めたら、次の…。と管理職だけ年をとって、若手の良いリーダーを育成できません。
若手と管理職は、年齢が離れれば離れるほどうまくいかないです。
理由は以下の記事で解説してます。
うまくいかないので、若手が退職。
次世代が育たないので、結果、会社が潰れます。
優秀な人が辞める兆候
優秀な人が辞める兆候は、とてもシンプル。
- 愚痴を言わない
- 自分から意見しない
- 態度が変わる
おとなしくて良い若手ほど、退職する可能性が高いです。
理由について、以下の記事で徹底解説してます。
連鎖退職を止める方法
退職の連鎖を止める方法を3つご紹介します。
転職経験者の意見と、私が思う「こんな会社だったら辞めなかった」をもとにしてみました。
- 選択肢を与える
- 業務の効率化を検討する
- 若手の意見をよく聴く
詳細については、以下の記事をご覧ください。
「最近、若手の退職が多い」と感じる方は必見です。
優秀な人から辞める
社会人6年目、何人もの若手の退職を見てきて思うのが、やはり「優秀な若手」から辞めていくってこと。
優秀だと「自分はこの部署でいいのか」って常に考えて行動している。
だからこそ、早く職場のヤバさに気づき、退職するんだと思います。
逆を言えば、優秀な人が連鎖退職する職場って、ブラック企業確定なんですよね。
「退職が止まらない」と悩むあなたの職場は、ブラック職場。
この事実を自覚して、早めに対処法を試してほしいです。
今回は以上。
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