仕事に行くのが嫌すぎて朝泣いてしまう。どうすればいいんだろう。
こういった悩みに答えます。
- 仕事に行きたくなくて泣く原因
- 泣かないための対処法
- 本記事の信頼性
この記事を書いてる私は、ブラック企業に4年間勤務。サービス残業は当たり前で、すぐキレてくる上司もいて。毎朝仕事が嫌で、ベッドから出れず泣くことが多々ありました。(ちなみに、帰宅途中も涙がでてました)
でも、これから紹介する「泣かないためにやるべきこと」に気づき、わりと笑顔で過ごせています。
この記事を読めば、気持ちが軽くなるし、朝から「会社に行きたくない」なんて思わなくなるはず。
ぜひあなたも、ストレスフリーな生活をつかみとってください。
泣く=うつ病のサイン
まずはっきり言いますが、仕事が嫌で朝泣いている時点で「うつ病」です。
厚生労働省で、うつ病のサインということで6つあげています。
・表情が暗い
・自分を責めてばかりいる
・涙もろくなった
・反応が遅い
・落ち着かない
・飲酒量が増える
引用元:うつ病│こころの病気を知る│メンタルヘルス│厚生労働省
涙もろいを通り越して泣いているわけなので、もう立派なうつ病です。
うつ病って、ちゃんとした病気
そして、うつ病って、実はちゃんとした病気なんです。
私自身「うつ病ってなんとなく気分が落ち込むことなのかな?」と思っていましたが、調べてみたら違いました。
本来、このセロトニンとノルアドレナリンなどの神経物質がバランス良く働くことで、脳は健全な状態を維持できる。でもうつ病になると、この神経物質が減少し、喜怒哀楽がコントロールできなくなるそう。
うつ病ってただの落ち込みではなく、ちゃんとした病気なんです。
うつ病は放置しても治らない
うつ病はちゃんとした病気なので、他の病気と同じように、放置すればするほど悪化していきます。
気の持ちようでどうにかなるものではないのです。
あなたが壊れてしまう前に、「泣いてしまう原因」をしっかり見極め、すぐに対処する必要があります。
仕事行きたくなくて泣く原因
まずは、泣く原因について整理していきましょう。
仕事行きたくないと泣く原因は、過度なストレスが溜まっているから。
ストレスがたまる原因は、以下の3つです。
- 職場環境
- 人間関係
- 思考
①職場環境
ストレスの原因は、ヤバい職場環境のせいです。
例えば、
- 長時間労働
- 給料が低い
- 休日が取りづらい
実際私は、こんな職場だったのでメンタルブレイク。出社前も帰宅途中も、泣いてました。さらに、体中にじん麻疹が広がり、人に見せられないような体でした。
好きな仕事ならまだ良いけど、「好きでもない仕事+ヤバい職場環境」は、あなたの心身を確実に壊します。
心身をダメにするブラック職場の特徴は、【実体験】雰囲気が悪い職場の7つ特徴をご覧ください。
②人間関係
人間関係はストレスの大きな原因です。
実際、働く男女500人にアンケートしたところ、ストレスの原因の第1位は「人間関係」だとわかります。
人間関係の問題はすぐに解決しないので、みんなが抱える「永遠の問題」になっているようです。
- 態度の悪い客(クレーマー)
- パワハラ上司
- 仕事できない同僚
と、あげればキリがない。
人間関係でのストレスは、確実にあなたの心身を壊しています。
関連記事:【20代必見】無能な上司の8つの特徴
③思考
実は、あなた自身の考え方もストレスの原因です。
例えば、
- 誰にも嫌われたくないから、自分の意見を言わない
- 上司から評価されたいから、仕事を断らない
こんな「相手に合わせた思考」だと、疲れてメンタルがボロボロになります。
だって、得しているのは相手だけですからね。
「いや、謙虚で好かれた方がいいでしょ!」と思うかもですが、謙虚すぎると「こいつは何でも大丈夫」と思われて、永遠に気疲れします。
人間ってほんと強欲で、「疲れているから、休ませてあげよう」なんて考えないですから。
実際私は「謙虚すぎ」でいたら、仕事はめっちゃ頼まれるし、いつも話しかけられて仕事の邪魔される。毎日気疲れして泣きながら帰ってました。
少しくらい嫌われた方が、仕事も頼まれなくなるし、割とストレスが減ります。
「嫌われる勇気」を持ちましょう。
仕事なんかより、あなた自身の健康が第一です。
対処法は「休職すること」
まずやるべきことは「休職すること」
厚生労働省でも「うつ病の治療法はしっかり休むこと」とあります。
長期休養をとらないと治らないので、休職しましょう。
とはいえ、上司に「うつ病で休みます」なんて急に言えないですよね。
すぐに休職するために、総合病院の精神科や心療内科、精神科のクリニックなどに相談しましょう。
相談、診察を受けると、診断書をもらうことができます。その診断書を持って、上司に相談しましょう。もし断られたら、さらに上の上司に相談してください。
診断書という「休職に値する根拠」があれば、休むことができます。
しばらくの間、休職して体と心を休めてください。
転職も視野に入れよう
私個人としては「休職→転職」がオススメ。
「なぜいきなり転職?そんな急に無理だよ!」と思う方。
私がなぜ転職をオススメするのか、ご説明したいと思います。
会社と上司は一生変わらない
はっきり言いますが、会社と上司は一生変わりません。
あなたは今まで聞いたことがありますか?
- 毎日キレてた上司が、翌日から優しくなった
- 「給料が少ない!」と文句を言ったら、翌月から給料が上がった
聞いたことないですよね。
実際私は、毎日つらすぎて何度も辞めようとしました。でも「来年には良くなるだろう」と思い、3年我慢。結局、何一つ変わらず。もっと早く転職しておけばと、後悔してます。
会社や上司とか、環境って勝手に変わらないものです。
人生を変える方法は3つ
有名な経営コンサルタントの大前研一さんが言うには、人生を変える方法は、以下の3つだそう。
人間が変わる方法は三つしかない。一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの要素でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。かつて決意して何か変わっただろうか。行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。
引用元:時間とムダの科学(著者:大前研一)
あなたが変わるには、引っ越ししたり、転職したり。
行動することでしか変われないのです。
転職して人生を変えよう
休職して、少し心に余裕がでてきたら転職も考えてみましょう。
前述したとおり、行動しないと何も変わりません。
私は営業職だったのですが、上司を見返したくて、営業について必死に勉強。結果は出たけど、上司と仕事に対してのストレスは減りませんでした。でも、転職したら、あっという間にストレスフリーになりました。
環境を変えるだけで、人生はわりと簡単に好転します。
たしかに「転職は怖い」かもですが、何度も言うように、会社と上司は変わりません。
休職明けで同じ会社に戻っても、またうつ病になってしまう。そうしたら、あなたの人生の時間が無駄になります。
ぜひ転職も検討してみてください。
休職から退職するまで流れは、以下の記事がお役に立てると思います。
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