社会人一年目って、どのくらい仕事できればいいの?上司に「お前は仕事できないな」と言われるんだけど。
こういった悩みに答えます。
- 社会人一年目は仕事できるのか?
- 仕事できる人になるコツ
- 本記事の内容
この記事を書いてる私は、現在28歳の社会人6年目。前職、1年目から上司にめっちゃ怒られていましたが、コツをつかんだことで、同期内では最速で出世できました。
転職後もこのコツのおかげで、責任ある仕事を任されることが多くなりました。
この記事で紹介する「仕事できる人になるコツ」を使えば、今よりも一人前に近づくことができます。
ぜひ最後まで読んで、上司に信用される人になってください。
【大前提】社会人一年目で仕事できないのは当たり前
まず大前提ですが、社会人一年目で仕事できる人はいません。
なぜなら、今まで学んできていないからです。
仕事の基礎は入社してから学ぶ
学生のとき、以下のような授業がありましたか?
- ビジネスマインド
- ビジネスマナー
- ビジネス文書の書き方
これらって、会社に入ってから研修で学びますよね。
そして、「学生時代の勉強がフルで役に立つ会社」に入社した人は少ないでしょう。
学生時代の経験で役に立つのは「人との接し方」くらいかと。
つまり、入社した時はみんなレベル1。仕事の基礎を入社してから学ぶのに、いきなり仕事できるわけないです。
いつまでに仕事でできればいいのか
では実際、いつまでに仕事できればいいのかと言われたら「2年目」かなと。
実際私は「早く仕事できるようにならないとね」という嫌味を、2年目に入ってから言われ始めました。
- 「なぜ2年目なのか」気になる方は、以下の記事をご覧ください。
1年目から「仕事できない」と悩みすぎることはないです。
あなたの能力が低いとかでなく、純粋に経験が足りないだけなので。
「仕事ができる人」にレベルアップしよう
とはいえ、2年目からはミスが許されにくくなります。
今のうちに「仕事ができる人」にレベルアップしとくのがいいです。
上司も「早く一人前にしたい」と厳しく指導しているはず。仕事ができないままだと、今のつらい状況は変わりません。
早く仕事できるようになって、見返してやりましょう。
ただし、既にパワハラ指導を受けている場合は、異動or転職を考えた方がいいかも。後ほど解説します。
仕事できる人になるコツ
仕事できる人になるコツは、以下のとおり。
これらを意識するだけで、格段にレベルアップします。
- 考えてもわからないなら聞く
- 優先順位の高い仕事から取り組む
- 完璧を目指さない
それぞれ具体的にご紹介します。
①考えてもわからないなら聞く
考えてもわからなかったら、上司や先輩に聞きましょう。
新入社員は、基本答えにたどりつくことができません。当然です。知識も経験もないんだから。
そして、絶対答えの出ない問題に悩むことほど、無駄な時間はありません。
5〜15分悩んでもわからなかったら、素直に聞きましょう。
早めに聞くことで、仕事の方向性を早めに修正でき、完成度の高い成果物ができます。
ただ、これは「上司や先輩に聞きやすい環境」というのが大前提です。もし聞いても「そんなの自分で考えろ」みたいなことを言う人がいるなら、転職も考えましょう。
人の性格って簡単に変わらないので、待ってても環境って変わりませんよ。
あなたの社会人一年目を無駄にしないでください。
②優先順位の高い仕事から取り組む
優先順位の高い仕事から取り組みましょう。
フジフィルムさんで、仕事の優先順位について、わかりやすく図解されていたのでご紹介します。
上の「第1領域」を、最速で行いましょう。
当たり前のことだけど、できてない人はたくさんいます。
私が新卒1年目の時、クレームのあった仕事を放置し、メール返信やよくわからん会議の資料準備に没頭。結局、再度クレームがきて、上司にキレられることがありました。
本当に重要なこと、緊急なことを整理して、「第1領域」→「第3領域」の順序で仕事を進めましょう。
さらに「仕事できる人」になるには「第2領域」が重要
ただ、今後成長するためには「第2領域」が最も重要です。
緊急度はないので無視されがちですが、ここは「品質向上」「生産性向上」に直結する領域。
この「第2領域」を頑張ることで生産性が向上し、第1領域、第3領域の仕事が早く終わる。そしたら、次の仕事に早く取り組める。このように好循環が起きます。
第1、3領域で満足せず、第2領域の仕事も時間をつくりましょう。
③完璧を目指さない
完璧を目指さないことも重要です。
なぜなら、あなたの「完璧」と上司の「完璧」は違うから。
実際私は、何度上司に書類提出しても修正されてしまいます。もう社会人6年目なのに。上司と部下の思う「完璧」は違うので、手直しはいくらでも出てきます。最初から完璧なんて無理。
そもそも、新人さんは経験がないので、ミスは当たり前です。
70%の完成度を目指す
完璧を求めず、70%くらいの完成度を目指す。
最初から100%は不可能なので、30%手を抜く。70%を上司に見てもらって、修正点を確認。70%から100%を目指す。
気楽に「ミスする前提」くらいの気持ちの方が、メンタル的に心地良いです。
ほんとにしどいなら転職もアリ
このコツを試しても「上司の態度が変わらない」「自分の評価が上がらない」のであれば、転職も検討するべきです。
実際私は、入社2年目、3年目と仕事の精度が上がったものの、上司の態度は変わらず。「もっと頑張れ」とひたすらムチ打たれました。褒められたことなんて、ほぼないです。
どれだけ頑張っても、その頑張りが報われるとは限らない。
私はこの事実に気づくのが遅すぎました。
頑張りが報われないのであれば、報われる場所に自分から向かうしかありません。
ヤバい上司、ヤバい職場にいると思ったら、転職も考えましょう。
自分から行動しない限り、勝手に環境は良くなったりしませんよ。
関連記事:【20代必見】無能な上司の8つの特徴
関連記事:【実体験】雰囲気が悪い職場の7つ特徴
とりあえず1年は続けよう
ここまで「仕事できる人になるコツ」をご紹介しました。
個人的に、1年は今の仕事続けてみるのがいいかなと思います。
理由は、数ヶ月〜半年程度じゃ、仕事の良し悪しはわからないから。
私自身、最初「何だこのブラック企業!」と思ってましたが、1年目の最後、担当していたお客様から「ありがとう!助かったよ!」と言われて仕事に対し前向きになりました。
仕事のメリットもデメリットも把握するには数ヶ月じゃ無理。
「とりあえず1年続けて見極めする」のがいいかなと思います。
とはいえ、パワハラ上司やブラック職場なら、今すぐに転職を考えてください。
何度も言いますが、環境は行動しないと変わりませんので。
今回は以上。
コメント