嘘つくのって家庭環境のせい?嘘つきができあがる家庭環境ってどんな環境?
こういった疑問に答えます。
- 虚言癖になる家庭環境
この記事を書いてる私は、 虚言癖に悩まされ続けている 28歳男。
今まで、下のような悪意のない嘘をつき続けてきました。
- 過去付き合った人数を盛って伝える
- 笑わせようと0から作った話をする
- できてないのに、 できたと言う
今までずっと治そうと努力してきましたが、 結局まだ治せていません。
今回はそんな私が育った家庭環境をもとに、「虚言癖になる家庭環境」を考察してみました。
ぜひ最後までご覧ください。
虚言癖になる家庭環境
虚言癖になる家庭環境は、 以下の3つです。
- 親が厳しい
- 親が褒めてくれない
- 親が嘘をつく
実体験をもとにして、具体的に解説します。
①親が厳しい
小さい頃から親が厳しいと、「怒られたくない」という気持ちが強くなります。
「怒られたくない」ので、平気で嘘つくようになるワケ。
私の父は教師をしていて、礼儀作法にめちゃ厳しかった。茶碗の持ち方が違っただけで、私の手を箸で刺してきたことも。食事中でも気を抜けなかった。
厳しい親に育てられると、「怒ると怖い」→「怒られたくない」→「嘘ついて良い子になろう」という気持ちに自動変換。
その結果、嘘が当たり前になり、 虚言癖の人間ができるのです。
②親が褒めてくれない
親が褒めてくれない家庭でも、嘘つきやすい人間になります。
マズローの欲求5段階説をご存じでしょうか。
「マズローの欲求5段階説」とは、心理学者アブラハム・マズローが「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定し、人間の欲求を5段階に理論化したものです。人間には5段階の「欲求」があり、1つ下の欲求が満たされると次の欲求を満たそうとする基本的な心理的行動を表しています。
引用元:マズローの欲求5段階説とは?各欲求を満たす心理学的アプローチを用いたサービス事例【図あり】
人間は、生理的欲求、安全欲求、社会的欲求が満たされると、「褒められたい」 という承認欲求を本能的に求めます。
だから、 嘘をついてでも褒められようと行動するのです。
例えば、「テストの点数を聞かれたら、実際より高めの点数を言う」「仕事の進捗が50%でも、70%くらいと嘘をつく」など、 自分を大きく見せて褒められようとする。
小さい頃から「褒められていない」と、他者からの承認を求めて、平気で嘘つくようになる。
嘘をつくのが当然になると、大人になっても治せない「虚言癖」になるのです。
③親が嘘をつく
親が嘘をつく場合、 子供も嘘をつくようになります。
心理学の三大巨頭と称されるアルフレッド·アドラーの言葉でこんな言葉があります。
身振りや話し方が親に似るのには理由がある。子供は親を真似ることで親の権力を手に入れようとし、結果として本当に似てくるのだ。
引用元:アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉
子供は、家族の中で力を持ちたいと思っているらしい。なので、権力ある親を真似して、家族内で優位な地位にいようとする。
親が嘘をついているなら、子供も「俺も嘘ついていいんだ」と無意識に思うようになります。
結果、子供も真似して嘘をつくのです。
虚言癖は家庭環境に原因あり
今回は虚言癖を生む家庭環境についてまとめました。
個人的には、「全ての虚言癖は、家庭環境が原因」だと思います。
人間は、小学校4年生頃から意図的に嘘をつくようになる。嘘をつく目的は、「親に怒られたくない」「親に褒められたい」「親の気を引きたい」など。
わりと、親に認められたくて嘘つくパターンが多い。
つまり、小さい頃から親に認められなかった子供が「虚言癖」になりやすいかと。
嘘がクセになってしまう前に、子供の話をよく聴いてあげて、承認してあげることが必要だと思います。
今回は以上。
コメント