「新人だから仕事ができない」はいつまで通用するの?「もう新人じゃないんだから」と嫌味を言われる。どうしたらミスが減るんだろう?
こういった悩みに答えます。
- 「新人だから仕事できない」はいつまで?
- 【大前提】仕事は教えてもらえないのが当たり前
- 【実体験】入社から4年間の変化
- 仕事ができない人の特徴
- なぜ上司から嫌味を言われるのか
- 仕事ができるようになるコツ
- 本記事の信頼性
この記事を書いてる私は、入社1年目からミス連発。「仕事向いてないな」と思うことが何度もあり、自己嫌悪と上司のストレスから、体中じん麻疹に侵されたこともありました。
でも、これから紹介する「仕事ができるようになるコツ」を実践したことで、悩みは解決。
ミスを完全になくせませんでしたが、「仕事できない」からは脱出しました。
この記事を読めば「仕事できない」で悩まず、出勤前に憂鬱になることもなくなるかと。
ぜひ最後までご覧ください。
「新人だから仕事できない」はいつまで?
仕事といっても、アルバイトと正社員(一般的なビジネスシーン)で違いがあるので分けてお話したいと思います。
アルバイトの場合
アルバイトの場合、 「仕事できない」と言われる目安は、3ヶ月超えてからかと。
実際私は、居酒屋でバイトしてましたが、「新人バッチ」をつけていたのは最初3ヶ月。怒られ始めたのも、3ヶ月過ぎてからでした。
アルバイトは仕事に対しての責任がほぼ発生しないため、簡単な仕事がメイン。なので、仕事できない判断されるのは、正社員より短い3ヶ月くらい。
3ヶ月以内に仕事できるようになればOKです。
正社員の場合
正社員の場合、「仕事できない」と言われるのは1年超えてから。入社1年目のミスは許されるかと。
マイナビさんが先輩社員300人にアンケートを実施。結果は以下のとおり。
やはり、1年間は新人扱いの会社が多いかと。
実際私は、「もう新人じゃないんだから」「後輩が見てるから、 ミスしたらカッコ悪いよ」という嫌味を、2年目に入ってから言われ始めました。
後輩が入社することもあって、1年が目安になっているようです。
【口コミ】「新人だから仕事できない」はいつまで?
Twitterで調査すると、新人が許されるのは1年が多かった印象。ただ、職場によっては半年でもダメな場合があるようでした。
【実体験】入社から4年間の変化
ここからは、実際私が入社から転職するまでの4年間での変化を時期別にご紹介します。
入社後3ヶ月:研修では「使えない社員」扱い
入社後3ヶ月までは、同期と社内研修。
IT企業に入社した私ですが、メールの仕組みも知らないせいでフィッシング詐欺にあったり。ITの基礎知識も知らない私は、完全に「使えないお荷物社員」講師の方も苦笑いで、さすがに焦り始めました。
新人は、入社3ヶ月では何もわかってないので、仕事できなくて当たり前。
ただし、3ヶ月経てば優秀な人はでてくるので、少しずつ優秀な同期とは差がついてきます。
入社後6ヶ月:「新人らしく」の強要
私の場合、入社半年になると上司から「新人らしく…」を強要されるようになりました。
- 新人らしく、研修では1回質問しなさい
- 新人らしく、残業で勉強してから帰れ
- 新人らしく、ミスを恐れず挑戦しろ
こんな感じで、とにかく早く一人前になれるようにと教育されました。
「ミスを恐れず挑戦しろ」と言いつつ、ミスったらキレてくるんですけどね…
仕事にやる気ないし、仕事はできないし。この頃から「働くこと」自体に違和感がありました。
入社後1年:とうとう新人扱いされなくなる
1年過ぎた頃から新人扱いされなくなりました。
理由は、おそらく後輩が入ってきたからかと。
「新人らしくの強要」の次は「もう新人じゃないんだからの強要」。「新人じゃないから、これくらいわかるよね」と毎日のようにキレられてました。
入社して1年経てば、基本的な仕事の流れがわかってくるので、「あ、これはこの前やった…」という仕事が増えてくる。
私個人としては、新人扱いは1年までかなと思います。
【大前提】仕事は教えてもらえないのが当たり前
それと大前提ですが、仕事は教えてもらえないのが当たり前です。
理由は以下のとおり。
- 上司世代と考え方が違うから
- 上司が忙しいから
- 自分に関係ないから
詳細については、以下の記事をご覧ください。
実体験をふまえて、丁寧に解説してます。
仕事ができない人の特徴
仕事ができない人の特徴は、以下のとおり。
行動的な面だけではなく、外見などの表面的な特徴もまとめています。
- 寝癖ついてる
- 鼻毛が出ている
- 猫背
- 歯並びが悪い
- 太っている
- マネをしない
- 指示待ち人間
- 締切を守れない
- 他人に相談しない
- スピードが遅い
- 同じミスを繰り返す
外見的なものは、やはり「清潔感がない人」は仕事ができないように見えます。
見た目がキッチリしてる人は仕事もできるように見えるし、「この人と仕事したい!」と思わせてくれる。清潔感がないと、仕事ができないと思われるのは当然です。
行動面でいうと、指示待ちや他人に相談できないなど「コミュニケーション能力が低い人」が仕事できないように見えます。
仕事はチームで行うものですから、ホウレンソウだけでなく普通の会話まで、コミュニケーションができないと仕事になりません。
各特徴の詳細については、以下の記事をご覧ください。
なぜ上司は嫌味を言うのか
ここで、なぜ上司は「もう新人じゃないんだから」「まだ仕事できないの?もう2年目だよ」と嫌味を言うのかについてお話します。
【結論】上司世代とは考え方が違う
結論言うと、上司が嫌味を言う理由は「上司と部下で考え方が違うから」です。
上司と部下の考え方が違う理由は、【皆知らない】「最近の若者は」と話すうざい上司への対処法で解説しています。
上の記事を要約すると、
- 上司と部下は価値観の違う別の生き物
- 上司は「もの」得るために働き、部下は「こころ」を得るために働く
上司は「俺が若い頃はもっと頑張っていた」と思い、部下にきつく当たるのです。
上司の気持ちもわからなくはないですが、 若者の考え方にはマッチしていないですよね。
仕事できないのは、 上司のせいかも
実は、仕事できないのは「上司の嫌味と厳しい指導のせい」だったりします。
東洋経済オンラインによると、
ストレスは大脳皮質前頭前野に影響を及ぼすといわれています。前頭前野には抽象的な思考にかかわる神経回路があり、集中力を高めて作業に専念させる役割や、情報を一時的に記憶するワーキングメモリーとして働く機能があります。慢性的なストレスにさらされると、前頭前野の樹状突起が萎縮し、これらの機能が低下する可能性があるのです。
引用元:頭の働きを鈍らせるやめにくい「悪習慣」3つ(東洋経済オンライン)
つまり、上司や職場へのストレスのせいで、あなたの脳機能は低下しているのです。
そんな全力出せない状態で、ミスなく仕事ができるはずありません。
「仕事できない」のは、あなただけのせいではない。 これは、ちゃんと知っておきましょう。
仕事ができるようになるコツ
それでは、次に仕事ができるようになるコツをご紹介していきます。
- とにかくメモする
- 優先順位を決める
- 素直になる
明日からできる簡単なものだけを選びました。
①とにかくメモする
とにかく聞いたことは、メモをしましょう。
「エビングハウスの忘却曲線」をご存じですか。
かんたんに説明すると、
人間が何かを記憶したとき、20分後には42%、1時間後には56%、1日後には67%を忘れる。
人間の記憶力って大したことないので、メモしないと確実に忘れるんです。
小さなことでも、メモを取りましょう。それだけで、忘れなくなるので失敗が減ります。
②優先順位を決める
優先順位は、とても大切。
理由は、重要ではない仕事をミスっても、どうでもいいから。
人間の体は1つだけだし、時間も限られている。正直「全ての仕事をミスなくこなす」なんて無理。であれば、優先順位の低い「重要でない仕事」を切り捨てるのは当たり前。
重要な仕事を最速、 最優先でやることが大切。
仕事に優先順位つけるだけでも、 仕事できる人になれます。
③素直になる
素直になることで、仕事ができる人になります。
例えば、下の2人の部下。どちらに仕事を頼みたいでしょうか。
- 仕事を頼むと、嫌な顔する部下
- 仕事を頼むと、笑顔でやる部下
絶対、後者の部下に仕事を頼みますよね。
素直な部下は上司に愛されるし、仕事がたくさん舞い込んできます。たくさん仕事ができるので、早く経験を積んで、早く成長できるというワケ。
素直すぎても良くない
注意点として、素直すぎるのはNG。
何でもかんでも仕事受けちゃうと、疲れてしまうので。
「素直すぎない」ためには、自分の意見を言うことも大切です。
おわりに:逃げ出す勇気も大切
前述した「仕事ができるようになるコツ」を試しても、まだ嫌味を言ってくる上司がいるかも。
そんなときは、その職場から「逃げ出す勇気」も大切。
実際私は「仕事ができるようになりたい!」と思い、先輩に聞いたり本読んだり。いろいろ試しました。そのおかげで、職場から「もう一人前だな!」なんて褒められたこともありましたが、直属の上司には「全然ダメだな」と言われ続けました。
「部下を怒って伸ばそう」という昭和上司は、まだたくさんいます。
なので、「今の職場で頑張る!」だけではなくて、「転職」という選択肢も考えてみてください。
私は転職したことで、うつから脱出できました。無理せず自分第一で、本当につらくなったら「退職&転職」しましょう。
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