職場で悪口ばかり言う人がいる。何で悪口言うの?悪口言ってると、誰のことだろうと気になって仕方がない。 対処法あれば教えてほしい。
こういった悩みに答えます。
- 職場で悪口ばかり言う人の特徴
- 職場で悪口ばかり言う人の心理
- 職場で悪口を言う人への対処法
- 職場で悪口ばかり言う人の末路
この記事を読めば、悪口おじさん、悪口おばさんの心の中がわかり、悪口が気にならなくなります。きっと仕事に集中できるはずです。
実際私は、悪口おじさんの下で働いていましたが、対処法を知ってからほぼ気にならなくなりました。
ぜひ最後まで読んで、 楽しく働けるようになりましょう!
職場で悪口ばかり言う人の特徴
職場で悪口ばかり言う人には、決まった特徴があります。
- 常にネガティブ
- 暇
- 固定観念にとらわれている
①常にネガティブ
悪口ばかり言う人は、常にネガティブ。
- 〇〇さんって仕事できないよね
- 何でお前は失敗ばかりするんだ
と、他人のマイナス面しか見ようとしません。
実はこれ、自分に自信のない証拠。
自分に自信がないからこそ、人の悪い部分しか見ようとしないのです。
②暇
悪口ばかり言う人は、暇です。
この件について、林修先生が素晴らしい言葉をおっしゃっています。
人間の関わり方は3通りしかないんです。
忙しい ― 忙しい
忙しい ― 暇
暇 ― 暇トラブルが起きるのは、ここだけ(忙しい ―暇)です。こっちは忙しいのに向こうは暇で、こっちに対する攻撃時間はたっぷりある。こんなもの、絶対に負けるんです。だって向こうの方が攻撃時間たっぷりあるんですから。
引用:『林先生が驚く 初耳学!』2018年2月11日放送回より
暇な人は時間があるので、他人の嫌なとこをじっくり見極めて、最適なタイミングで攻めてきます。
③固定観念にとらわれている
悪口ばかり言う人は、固定観念にとらわれています。
具体的に言うと、
- 結婚は〇〇歳までにしないとダメ
- 若手は厳しく指導しないとダメ
- マンションじゃなくて一戸建て
こんな「自分が正しい」と思っている人は、新しい価値観が出てきたとき、まず悪口から入ります。
自分の経験から、答えを導き出せないからです。
例えば、iPhone。発売当初は「iPodに電話がついただけじゃん。誰がこんなの買うんだよ。」と批難殺到でした。でも、今では当たり前にみんな使っています。
固定観念にとらわれ、新しい価値観を否定し続けると、時代においていかれます。
悪口を言う人は、自分の経験を何より大事にしてる人が多いんです。
職場で悪口ばかり言う人の心理
なぜ、悪口ばかり言うのか。
理由は、「自分が上であると証明したいから」 です。
例えば、Aさんが「Bさんは仕事ができない」と悪口言ってたとする。このAさんの心理は「私はBさんより仕事ができる」つまり、悪口を言うことで、Bさんのランクを落としたいのです。
「自分が上であると証明したい」「まわりからもっと認められたい」これを承認欲求といいます。
(承認欲求については、 以下の記事で詳しく解説してます。)
悪口を言う人は、 承認欲求にとりつかれた人がほとんどです。
職場で悪口を言う人への対処法
特徴、心理を把握したとこで、最後に対処法をご紹介します。
- なるべく関わらない
- 依頼は最優先に
- かわいそうだなと思う
①なるべく関わらない
悪口を言う人とは、なるべく関わらないようにしましょう。
大前提として、「あなたに他人を変えることはできません」
例えば、 好きな人に「好きになれ!」と言って好きになってもらえるでしょうか。上司に「性格直した方がいいですよ」と言って性格が変わるでしょうか。答えはNOです。
基本、他人を変えることはできません。悪口言わないように注意しても変わらないのです。
悪口言う人とは、関わるだけ無駄。関わらないようにするのがベスト。
この理論は、200万部を超える大ベストセラーの自己啓発本『嫌われる勇気』で解説されています。
②依頼は最優先に
関わらないようにしても、しつこく関わってくる人もいるでしょう。
この場合は、「悪口おじさん、悪口おばさんの依頼を最優先に」しましょう。
前述したとおり、悪口言う人は暇なので、ガンガン依頼してきます。依頼をためこんでしまうと、関わる時間が増えるし、「まだ終わらないの?」 と愚痴言われるだけです。
依頼されたら、最優先で取りかかりましょう。
③かわいそうだなと思う
悪口言っている人がいたら、「かわいそうだな」と思うのがいいです。
上司にキレられたとき、いつも「ムカつく」と心の中で反抗してました。反抗し続けた結果、 ストレスがたまり、うつで会社に行けなくなりました。でも、「ムカつく」から「かわいそうだな」に変えたところ、 あまりストレスを感じなくなりました。
「かわいそうだな」によって、相手が自立できていない小動物のように見えるので、ストレスを感じません。
意外と心が軽くなるので、試してみてください。
職場で悪口ばかり言う人の末路
それでは、悪口を言い続けた人が最後にどうなるのかお話します。
- 信頼を失う
- 逆に悪口を言われる側になる
- 居場所がなくなる
私の会社にいた「悪口おじさん」の実話をベースにお話します。
①信頼を失う
悪口ばかりっていると、信頼を失います。
私の会社にいた「悪口おじさん」は、仕事をもらう度「こんなの厳しい。上は現場をわかっていない」と愚痴を言ってました。すると、目に見えて仕事が減っていきました。さすがに降格まではしてませんが。
当たり前ですが、仕事頼む側はイヤイヤやってほしいはずありません。
愚痴ばかり言ってると信頼されなくなり、いわゆる「窓際社員」に成り果てるのです。
要は会社のお荷物ですね
②逆に悪口を言われる側になる
悪口ばかり言っていると、逆に悪口を言われる側になります。
私の会社の「悪口おじさん」は、実際まわりの社員に以下のこと言われてました。
- 高い給料もらって仕事しないとか、どういう神経してるの?
- 話してても気分悪くなるし、関わるだけ無駄だわ
逆に悪口を言われるようになり、人が離れていきます。
社会人って、けんかを避けるために「ホンネ」って言わないんですよね。悪口言う人がいても注意しないってこと。これが今の日本人。
注意しないんで、悪口言う人も自分が嫌われてることに気づかない。
別に注意しない人が悪いなんて言うつもりありません。言いたいのは、「悪口言う人は、自分で気づくしかないってこと」
③居場所がなくなる
最終的に、居場所がなくなります。
悪口言う人って、負のループ入るんですよね。
悪口言う
→信頼を失う
→仕事がこなくなる
→経験積めないので、成長できない
→仕事ができない
→厄介者扱いされ、居場所がなくなる
仕事できないので、配属のとき部署間で「厄介者の押し付け合い」が始まる。
悪口って簡単に言えますが、最終的に「居場所がなくなる」まできてしまうのです。
まとめ:悪口言う人とは関わらない
悪口言う人とは関わらないようにしましょう。
きっと悪口が気になるあなたは、とても優しい性格。だって、悪口を悪口だと認識しているから。他人がどんな言葉で傷つくのか知らないと、悪口かどうかなんてわからないからです。
そんな優しいあなたがつらくなる必要はありません。
前述したとおり、悪口言う人は暇なので絶対に勝てない。だからこそ、関わらないようにしましょう。あなたのメンタルと健康が第一です。
優しい人が抱える悩みをまとめています。心が少し軽くなるかもしれません。
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