頼みごとされるけど、断れない。こんな短所を直したいんだけど、直す方法がわからない。ちなみに、面接で短所を聞かれたとき「断れない」はいいだろうか。うまい言い換えがあったら教えて!
こういった悩みに答えます。
- 頼まれたら断れない人の特徴【5選】
- 短所「断れない」を改善する方法【7選】
- 面接で「断れない」短所を長所に言い換える方法
本記事で紹介する「断れない短所を改善する方法」を実践すれば、まわりを気にせず、頼みごとを断れるようになります。
実際に私は、頼まれたら何でも受けてしまう性格。しかし、この方法を試したことで、ストレスが減り、大量の頼みごとをされなくなりました(嫌われたわけではないはず笑)。
本記事「断れない短所を改善する方法」は、きっとあなたのストレス軽減の手助けになります。
記事後半では、面接で「断れない」という短所を長所に言い換える方法もお伝えします。ぜひ参考にしてください。
少し話し方を注意するだけで、企業から好印象が得られます。
頼まれたら断れない人の特徴【5選】
頼まれたら断れない人の特徴を5つにまとめました。
- 根が真面目
- 嫌われたくない
- 何でも受け入れる
- とにかく優しい
- 自信がない
それぞれ具体的に解説します。
①根が真面目
根が真面目だと、なかなか断ることはできません。
真面目=責任感が強い。「与えられた仕事をしっかりやらないと、迷惑がかかる」と考え、断ることを知らない。人に頼ったりもしません。
誠実でとてもよい性格かもしれませんが、1人だけに仕事が偏ると、その1人にストレスがたまります。
実際に私は、仕事を任されすぎて、ストレスがたまり、全身に蕁麻疹がでたことがありました。
真面目はデメリットもあるのです。
とはいえ、「仕事任される人にはある共通点」があります。
そんな共通点については、新人が仕事をどんどん任される3つの理由と任せすぎの場合の対処法を紹介!をご覧ください。
この記事を読めば「上司の本音」がわかり、上司や仕事へ前向きになるはずです。
②嫌われたくない
「嫌われたくない」と思っている人も、なかなか断れない性格。
「頼みごとを断ってしまったら相手は傷つく。そのまま嫌われるかも」と考えて、断れません。断らないと、責任はどんどんたまっていきます。
嫌われないように、相手を気遣うのはとても素晴らしい性格。
でも、つらくなるのは、あなただけです。
関連記事:【人間関係の悩みが吹っ飛ぶ】『嫌われる勇気』から学んだ8つのこと!
③何でも受け入れる
何でも受け入れる性格も、断れない人の特徴です。
何でも受け入れてしまう人は、基本、不満が言えません。どれだけ理不尽なことを言われても、反抗せず、受け入れて納得してしまいます。
これは非常にヤバい。気づかぬうちにストレスが少しずつ溜まっています。
実際に私は、仕事中、不意に涙が出ることがありました。
何でも受け入れて、ため込むのは要注意です。
関連記事:【新入社員向け】ストレスで涙が出る理由と対処法を解説!
④とにかく優しい
とにかく優しい人は、頼みごとを断れません。
優しすぎる人は、自分より相手の気持ち優先。相手を傷つけるようなことができない。だから、断れない。
優しすぎると、相手はあなたに甘えてきます。
そして、別に頼まなくてもできるようなことまで頼んできます。
「優しさ」もストレスにつながるのです。
⑤自信がない
自分に自信がない人も、断るのが苦手。
自信がないと、自分の意見が言えません。自分の意見が言えないので「できません」という一言が言えない。「できない」と言えないので、自分の負担が大きくなる。
自分の意見を言わないと、つらくなるばかりです。
≫【イライラ解消】自分の意見を言わない人の7つの特徴と5つの対処法
短所「断れない」を改善する方法
「断れない」という短所を改善する方法は、以下の7つ。
思考編と行動編にわけて紹介します。
- 抱え込まない
- 自分が得するか考える
- 明確な理由をまとめる
- 断り方のテンプレを知る
- できないことはできないと言う
- 小さな断りから始める
- すぐ断る
具体的に解説します。
思考編①抱え込まない
断るために必要なのは「抱え込まないこと」です。
何でも引き受けて抱え込んでしまうと、仕事が「あなただけの仕事」になってしまいます。そうなると、問題が起きたとき、間違いなく犯人にされます。簡単に言えば、責任を押しつけられるということ。
犯人にされないために、抱え込まない。
なるべく、他の人と協力して仕事するようにしましょう。
関連記事:【解決】仕事のキャパオーバーで涙が出るのはうつ病!理由と対処法を解説!
思考編②自分が得するか考える
頼みごとをされたとき、自分が得するかを考えましょう。
損するものは、断ってください。
例えば、放課後、友達に「掃除代わりにやっといて」と言われた。このとき断らないと、相手はまた調子に乗って頼んできます。そして、あなたが掃除を代わりにやっても、友達はいつまでも掃除を覚えません。相手のためにならないのです。
「損得感情で動くなんて悪だ」みたいな風潮あるけど、結局、時間を奪われ損するのはあなたです。
相手のために、断ることも大事。自分の成長につながらない。
得しない頼みごとはガンガン断りましょう。
思考編③明確な理由をまとめる
頼まれたとき、断る明確な理由をもっていると強いです。
友達の誘いを断るとき「予定があって行けない」と言いますよね。具体的な理由があると、それ以上誘ってきません。
断る明確な理由があれば、自信がつくので、断りやすくなります。
上司から頼まれたとき…
これ、明日までやってほしいんだけど
すみません。明日までの仕事が他にもあるので
これなら相手も悪い気はしません。
ただ断るのではなく、具体的な理由をつけて断りましょう。
上司に言い返すのも大事
「仕事頼まれすぎ」と感じたら、上司に言い返すのも大事です。
なぜなら、上司はこき使う部下を決めているので、言い返さないと一生こき使われることになるから。
この理由と詳細について、【実体験】高圧的な人に言い返すのはあり!言い返すコツ、対処法を解説!をご覧ください。
上の記事では、実際に言い返してみて感じた、言い返すメリット・デメリットを赤裸々に話しています。
行動編①断り方のテンプレを知る
断り方のテンプレートをお伝えします。
謝罪 ⇨ 理由 ⇨ 感謝
具体的には以下のとおり。
「せっかくお願いいただいてるのに、申し訳ございません(謝罪)。実は別の仕事の期限が近くて(理由)、その仕事をできる余裕がありません。また次回誘っていただけると嬉しいです(感謝)。
このテンプレで伝えれば、相手を傷つけずに断ることができます。
上の文はだいぶ堅苦しいので、あなたの言葉に置き換えて使ってみてください。
行動編②できないことはできないと言う
できないことはできないと、はっきり言うことが大事です。
できないことを引き受けたとき、以下の最悪ルートに入ります。
できないことを引き受ける
⇨できなくて悩む
⇨時間がかかる
⇨期限に間に合わない
⇨自分も相手も不幸
できないことを無理に引き受けないようにしましょう。
自分だけではなく、相手に迷惑がかかります。
行動編③小さな断りから始める
断るためには、小さな断りからはじめるといいです。
いきなり、全部の頼みごとを断ると、印象が悪くなります。印象悪くなれば、人間関係もうまくいきません。
改善策は「少しずつ断る」こと
1週間で10コお願いしてくる人がいるなら、毎週1コずつ断ってみましょう。
相手が気を悪くしても関係なし。
ストレスから自分を守るために、少しずつ断りましょう。
行動編④すぐ断る
断るときはすぐです。
すぐ断らないと、後々断りづらくなる。断るタイミングが遅くなればなるほど、相手は大きなショックを受けることに。
相手のためにも、断るときは早めにしましょう。
面接で「断れない」短所を長所に言い換える方法
面接で「断れない」短所を長所に言いかえる方法を紹介します。
さっそくですが、結論(例文)は以下の通りです。
私の短所は「頼みごとを断れないこと」です。居酒屋でアルバイトをしていたとき、頼まれた仕事を全部引き受けてしまい、やるべき自分の仕事を忘れてしまうことが多々ありました。しかし、自分で仕事に優先順位をつけて「断わるときは断る」を意識したところ、自分の仕事も忘れず、なおかつ、まわりの手助けができるようになりました。入社してからもこの経験をいかし、優先順位をつけて仕事に取り組みたいと考えています。
面接官が知りたいこと
面接官が知りたいのは「短所をどう乗り越えて、どう克服して、うちの会社にどんなメリットをもたらすのか」です。
相手に上記の要素を伝えるためには、
- 自分の短所
- 具体的エピソード
- 短所を克服した経緯
- 入社後、どんな社員として働くか
短所を克服し長所に言いかえることで、あなたが優秀な人材だと会社に理解してもらえます。
ぜひ面接で役立ててください!
おわりに:断るには性格まで変える必要ない
ここまで「断れない短所を改善する方法」を紹介しました。
ちょっと思考を変えて、テクニックを学ぶだけで十分。
頼み事を断れない。そんな優ししぎるあなたのストレス軽減につながれば嬉しいです。
コメント