エンジニア、プログラマーになりたいんだけど、新卒でITはやめたほうがいいのかな。残業多いし、キツいって聞く…。
こういった悩みに答えます。
- IT企業に就職すべきか
- ヤバいIT企業の特徴【5選】
- この記事を書いてる人
私は新卒で地方IT企業に就職。4年間、営業として働いていました。そこで知ったのは、IT企業の現実。
今回は、営業で1,000以上の企業をまわり、他社の雰囲気と比較して出た「IT企業の闇」をお話します。
この記事を読めば、今いるIT企業orこれから入社するIT企業が良いのか悪いのかがわかります。
4年間で知った情報を赤裸々に書きますので、今後の参考になれば嬉しいです。
IT企業に就職すべきか
結論いうと、IT企業は就職して正解
ただし、とある特徴を持つIT企業は辞めたほうが良いです。
理由を解説します。
IT企業の未来
経済産業省によると、IT人材の不足は、2025には36万人。2030年には45万人とIT人材の需要は拡大していくそう。
つまり、需要が高まるので給料も上がるので、IT企業の選択は間違っていないかと思います。
とはいえ、ダメIT企業も存在する
とはいっても、IT企業全てが良いかというとそうでもないのが現実。
実際私は、新卒で就職したIT企業に絶望し、4年働いて転職。ちなみに、最後の4年目には、同期半分以上いなくなりました。
IT業界は伸びていく業界なのは間違いない。しかし、全てのIT企業が伸びるとは限りません。
これは、就職して「IT企業の闇」を見た私が自信を持って言えます。
それでは、どんなIT企業はヤバいのか。
具体的に解説していきます。
ヤバいIT企業の特徴【5選】
就職すべきではない、ヤバいIT企業の特徴をまとめました。
- 仕事が古臭い
- 平均年齢が高い
- 受託開発が多い
- 社内環境が整備されない
- 収入が低い
それでは、IT企業の闇を話したいと思います。
特徴①仕事が古臭い
仕事が古臭い企業は辞めたほうが良いです。
私が入社してビビったのは、仕事内容の古さ。15年前のシステムを未だに使っているとか当たり前で、もちろんAIなんて誰も開発したことない。
この古臭い原因は、おそらく社風にある。
- 古いシステムを売る
- 社内の技術レベルが上がらない
- 新しいシステムが作れない
- 新しいシステムを売ろうとしない
- 古いシステムを売る
会社はお金がほしいので、売れるかわからん新しいシステムを売ろうとしない。
結果、この悪循環が何十年も繰り返され、会社には古いシステムしか知らない年配の方だらけに。
古いシステムも売れればいいけど、変化しない企業は顧客に見放される。見放された結果、他社に乗り換えられてしまう。
私がいた最後の1年。若手の退職ラッシュがあったのですが、退職理由の大半は「新しいことをしたいから」古臭い企業は若手から見放されるなと感じましたね。
会社HP「業務概要」で、最新技術を取り入れた業務をしていなかったら「古臭い企業」確定。
特徴②平均年齢が高い
平均年齢が高いのも、ヤバいIT企業の特徴。
前述したとおり、IT企業には新しいシステムにチャレンジする精神が必要。
でも、年配の方ばかりの職場だと「現状維持が一番」と考える傾向が高く、新しいことに挑戦する人がいない。
実際私の職場でも、「今のシステムの改修でいいから。余計なこと言うな」と新しいことに批判的な上司ばかり。新システムの提案をしたかった私としては、悲しい環境でした。
平均年齢が高いと、なかなか新しいチャレンジが通らない。
結果、顧客から見放され、別の企業に奪われる。業績が悪くなり、給料が減り、社員が辞めていく。
目安になるかわかりませんが、私のいたブラック企業の平均年齢は44歳でした。
関連記事:【皆知らない】「最近の若者は」と話すうざい上司への対処法を徹底解説!
特徴③受託開発が多い
受託開発が多すぎるのはヤバい会社です。
受託開発とは、他社に依頼されてシステム開発すること。この受託開発をメインにしてる中小企業は多々あります。
この受託開発のデメリットは「発注者の犬」になってしまうこと。
基本、発注者には逆らえないので、急に県外に長期間転勤になったり、納品前はクソ残業させられたりと、融通がききません。
私の職場では、「東京で働きたい」と中途採用で入った方が「秋田県」に飛ばされたことがあり、この会社ヤバいなと感じましたね。
受託開発メインの会社は、会社で業務量のコントロールができないので、けっこうブラック職場になりがちです。
特徴④社内環境が整備されない
ヤバいIT企業は、意外と社内環境が古いです。
- パソコンが古い
- スマホ開発してない
- 決裁はほとんど紙
- チャットじゃなくて電話
「IT企業なのに!?」と思ったはずですが、わりと当たり前。
実際私も入社してびっくり。ちなみに、同業界の方とお話しても「売ってる商品は最新なのに、社内は全然最新じゃないよね」という話が高確率で出てきます。「ITあるある」らしい。
自分の会社に設備投資できない会社は、高確率でヤバいIT企業です。
特徴⑤収入が低い
給料が低い企業は、ヤバい会社の可能性大。
理由は、「給料低い=仕事の価値が低い」だから。
前述したとおり、IT業界の需要は増加傾向。需要が増加するなら、業績が伸びて給料も上がるはずですよね。そんな状況で給料が下がるなんて、顧客にとって価値のない仕事をしている証拠。
いつまでも価値のない古いシステムばかり作っていると、顧客が離れ会社が儲からない。ゆえに、給料が安い。
現在の給料を同業他社と比較してみるのはもちろん、業績が伸びているのかも確認してみるといいかもです。
関連記事:【実体験】雰囲気が悪い職場の7つ特徴と2つの対処法
まとめ
今回はIT企業の闇をまとめてみました。
- IT企業に就職は基本正解
- とはいえ、全てのIT企業は良いとは限らない
- ヤバいIT企業の特徴
- 仕事が古臭い
- 平均年齢が高い
- 受託開発が多い
- 社内環境が整備されない
- 収入が低い
私は「なんとなく」という気持ちで就職。そして、現実を見ることになりました。もう辞めて転職し、今は幸せに暮らしています。
IT企業だから将来安心!なんて幻想。しっかりと企業を見極めることが重要です。
この記事を読んだことで、あなたが素晴らしい会社に就職できることを願っています。
今回は以上。
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